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2018.07.22

WHILLがパーソナルモビリティ「Model C」を欧州で販売開始

WHILLは、英国で電動車椅子や電動カートを販売するTGA Mobility(TGA)、イタリアで福祉用具を販売するProgettiamo Autonomia(Progettiamo)と、WHILL『Model C』の販売について提携。両国での販売を開始した。

WHILLは、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」を掲げ、世界中の人々に新しい移動スタイルを提案することを目指して、これまで、WHILL『Model C』を2017年4月に日本で発売後、WHILL『Model C』の北米向けモデルを2018年1月に米国で、同年4月にカナダで、順次販売を開始してきた。

今回、WHILLが進出する欧州は、世界的にも最も高齢化が進む地域の一つであり、60歳以上の人口は2017年に全体の25%を占めており、2050年までには35%を占める見込みだ。今後、高齢化に従って、歩行が困難と感じる人が増加することが予想される。

これまでの車椅子の概念を超えるモビリティであるWHILLは、さまざまな身体の状態の方に自分らしい移動のスタイルを提案する。同社では「電動車椅子を利用している人だけではなく、長距離の歩行が困難になった人々に利用いただくことで、人々の外出や社会参加の機会を増やすことを期待しています」と説明している。

加えて、高齢化社会に直面する欧州主要国の大半において社会福祉制度が充実しており、福祉用具の利用における公的補助などが期待されることからも、同社では欧州を重要な市場と位置付けているという。

さらに、WHILLは、個人用のモビリティとして販売するだけではなく、公共交通手段のように、誰もが当たり前に使えるモビリティとしてWHILLを活用することも目指すとしている。具体的には、空港、駅、スポーツ施設、遊園地などさまざまな場所で、WHILLをシェアリングで利用するといった、新しい移動サービス・システムの構築を狙いとし、「今後、世界中で、パートナー企業や自治体と協力しながら取り組みを行なっていきます」(同社)

欧州では、長い距離の移動において手助けや介助が必要な人を「PRM(Persons with Reduced Mobility)」と定義し、空路を利用した移動におけるPRM乗客の介助を法的に義務付けている。一方で、車椅子を押す作業や、利用後の車椅子の回収などには多くの人手が必要とされる。WHILLは、このような状況に対し、「簡単に操作ができるモビリティを提供することで、介助スタッフの作業負荷を軽減するとともに、空港利用者の利便性を向上させます。将来的には、自動運転、自動停止、追従走行などの機能も追加し、人々の移動をさらに安全に、便利にしていきます。また、今後は空港だけではなく、駅、スポーツ施設、遊園地など、さまざまな場所でサービスを展開していきたいと考えています」と述べている。

ヒースロー空港で実験的に走行するWHILL Model C 

今後は2018年から2019年にかけて、フランス、ドイツで販売を開始する予定で、その後、他の欧州諸国にも事業を展開していくという。

『Model C』の動作イメージは動画でチェック

関連情報

https://whill.jp/

構成/編集部

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