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2018.07.20

リーマン・ブラザーズの元社員が手がけた金融ボードゲーム「Riskn × Taken」が面白い!

 リーマンショックの悪夢は、今でも脳裏に焼き付いている。

 アメリカからやって来た恐慌の波が、静岡市在住の筆者の働き口を奪ったのだ。電話料金やアパートの家賃を抱えているのに、何か月も新しい職を得ることができなかった。

 もう嫌だ。あんな惨めな思いは二度としたくない。本音をこの記事にぶつけてしまうのはどうかと思うが、リーマンショックは筆者にとっての黒歴史だ。

 もちろん、そのような経験をしたのは筆者だけではないはずだ。

入社半年後のリーマンショック

「リーマン・ブラザーズ倒産の第一報は、祖母から聞きました。あの日は敬老の日だったので、祖母と一緒にいたのですが……」

 株式会社グッドマネージャー代表取締役の清水俊博氏はかつて、リーマン・ブラザーズの社員だった。それも、2008年の入社である。そう、リーマン・ブラザーズ最後の新卒社員なのだ。

「入社半年で自分の会社がなくなったわけですからね。今だったら、第二新卒という手があるのかもしれないですけど……」

 この先のことを、筆者は聞けなかった。聞く必要がなかった、というべきかもしれない。「職を失った」という屈辱と悲しみが理解できるからだ。

 リーマンショックとは、何だったのか?

 この恐慌の最大の原因は、サブプライムローンである。これは、通常のローン審査では落とされてしまうような利用希望者に、高金利で提供される住宅ローンだ。それでローンの利用者が借金漬けになるかというと、実はそうではない。アメリカの場合、住宅ローンが払えなくなったら玄関の鍵を置いて退去すれば残りの返済も免除されるからだ。

 そのサブプライムローンが証券化され、世界各国に販売されたことが、元凶の種になった。しかも他の金融商品と複雑に組み合わせたファンドも作られたため、サブプライムローン証券が暴落すると他の商品にまで影響を及ぼす。

 この不動産証券がバブル景気の呼び水になっていた2006年当時、アメリカのFDIC(連邦預金保険公社)議長であったシェイラ・ベア氏は、各銀行に対して警告した。「今の好景気は長続きしません」と。しかしその警告はことごとく無視された。なぜなら、多くの投資家がアメリカの不動産関連の金融商品に頼りきっていたからだ。

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