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2018.07.24

好きすぎて作ってしまった!?指で吼える究極造形のエイリアンリング

「世界で最も美しい怪物といえば、SFホラー映画『エイリアン』(1979年公開)に登場する“ビッグチャップ”で間違いありません」と、ホビーショップ「豆魚雷」が展開するブランド「TORCH TORCH」から突如として発売がアナウンスされたエイリアンのシルバーリング。実は20年前にシルバージュエリーメーカーのJAP工房から発売されて大人気を博していたのだが、あのときはシルバージュエリー、キャラクターリングが大ブームとなっていた頃。なぜ今になってエイリアンのシルバーリングを新たに商品開発したのか? その執念とコダワリが生んだ究極の逸品の開発秘話を、豆魚雷の「TORCH TORCH」ディレクター・原田隼氏と、JAP工房の代表であり彫金師の川上登氏にうかがった。

豆魚雷の原田隼氏(左)と、JAP工房の川上登氏。

なぜ今、エイリアンのシルバーリングなのか?

───定番のキャラクターとはいえ、なぜ今のタイミングでエイリアンをシルバーリングで商品化したのでしょうか?

原田:僕が大学生の時に、学内にいたすごくおしゃれな子がビックチャップ(『エイリアン』シリーズ第1作に登場したエイリアン)のリングをつけていたんです。見たことのないかっこいいリングだったので衝撃を受けて、話したこともなかったのに話しかけて。それがJAP工房のシルバーリングだと初めて知りました。その子は別にエイリアンが好きだったわけではなく、単に格好いいから着けているみたいな感じでした。

1998年にJAP工房が発売した『エイリアン』のシルバーリング。

川上:もう20年くらい前かな? JAP工房がいろいろなキャラクターのシルバーリングを集中して作っていた頃だね。

原田:それまで指輪って華奢なイメージだったんです。キャラクターを魅力的に表現しながら、こんなに大きくて、指にしっくりと着けることができる指輪があるとは思ってもいなくて、エイリアンの頭をそのまま指に着けられるなんてものすごくショッキングでした。シルバーリングってこんなに自由なのかと。僕の中でいわゆるパラダイムシフトみたいなものが起きたんです。その時は大学生だったので簡単には買えず、ビックチャップだけをすぐに買いました。

───JAP工房の『エイリアン』のシルバーリングが発売されたのは1998年、『エイリアン4』の公開年でした。JAP工房がキャラクターのシルバーリングでブームを巻き起こしていた頃ですね。

川上:1996年頃からアメトイ(アメリカからの輸入フィギュア)、キャラクタージュエリー、スカルリングが三つ巴でぶつかっていたんだよね。マーベルの仕事に関わったことをきっかけに、スパイダーマンやヴェノム、アイアンマンといったマーベルのシルバーリングを作ることになって、それが認められて『スター・ウォーズ』や『エイリアン』『スポーン』『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』と一気に手掛けたんだよね。

原田:『エイリアン』のフィギュアは集めていたんですが、僕は指輪を着けたりはしてなかったので、そういうムーブメントがあることに気づいていなかったんです。社会人になってからはJAP工房の『エイリアン』のシルバーリングは全部買いました(笑)。

左から、JAP工房のエイリアン・リング(原田氏私物)、豆魚雷の新作『TORCH TORCH エイリアン・リング』、JAP工房の『スペースジョッキー・リング』(原田氏私物)。

川上:エイリアンが好きなんだね?

原田:大学を卒業してしばらくはデザイナーをやっていて豆魚雷に転職したんですが、それも豆魚雷が『エイリアン』の商品をたくさん扱っていたからです。今の自分があるのはエイリアンがあってこそ、っていう感じですね。そしてついに豆魚雷で『エイリアン』の商品化権を獲得して、自分が商品開発するぞ、と。

───なぜ豆魚雷は『エイリアン』の商品化権を獲得したんでしょうか?

原田:言ってしまえば僕が好きだからです。

川上:すごい執念だね。エイリアンを求めて生きているみたいな(笑)。

原田:そうですね。それでまずはスタチューを企画したんですが、僕の中ではシルバーリングの商品化も大きな目標でした。

───JAP工房のシルバーリングでは満足しなかった?

原田:そういうことではないです。すばらしい造形ですし、着け心地もすごくいいですし。

川上:まぁ、JAP工房のは版権もとっくに切れてしまって手に入らなくなっているからね。

原田:一番はやっぱり自分の手で商品化したい、ということですね。

川上:超えるっていうことだったんでしょう?

原田:超えるとは考えてなかったですね。超えるっていう発想はなくて、JAP工房のエイリアン・リングと並ぶことができたら自分の中で万々歳かなと。とにかくこれを自分でもやりたいなと思った感じです。

原田氏が描いたデザイン画。

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