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2018.07.22

バッテリー切れを気にせず部屋の隅々まで掃除ができるパナソニック「パワーコードレス」のお手並み拝見

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

サブ掃除機からメイン掃除機になったコードレススティック

今まではサブ掃除機としての位置づけだったコードレススティックだが、サッとできる利便性からメインとして使われる需要が増えてきている。コードレススティックのユーザーは8割がメイン掃除機としての使用で、キャニスターからの買い替えが7割強となっている。サブ掃除機として人気のあったコードレススティックが、今はしっかり掃除のメイン掃除機となり、購入の際は吸引力の強さを重視していることがわかった。

 8月末に新発売のパナソニック コードレス掃除機「パワー コードレス」は、共働き世代の増加で家事を楽にしたいというニーズに応え、日本のメーカーだからできる日本の生活様式に沿った製品作りにこだわった。

 パナソニックの掃除機は昭和29年から日本の生活に寄り添った進化を遂げているが、日本と欧米の生活の違いを調査し、ゴミの種類が欧米とは異なることから、日本の住宅事情に合わせた商品開発を行っている。土などの大きなゴミが多い土足文化の欧米とは違い、靴を脱ぎ、裸足で過ごす日本では綿ボコリなど細かなものが多く、隅やすき間が多くホコリがたまりやすい。また、フローリング、じゅうたん、畳と日本の家屋は床材がさまざま。これらの要素をふまえ、5つのポイントを満たす製品開発を行ったという。

「パワー コードレス」を開発、製造している「パナソニック アプライアンス社 ランドリー・クリーナー事業部 八日市工場」を訪ね、開発現場の声を聞いた。

様々な床でしっかりゴミを取れる強力な吸引力

 業務用モーターを改良したハイパワーモーターを搭載、最大吸込仕事率は約200Wでキャニスター並みの吸引力がある。大型のファンを採用することで、1回の回転で強い風量を生み出し、回転数を抑えることでモーターに負担をかけずにパワーアップが実現した。

「新開発のモーター『MC-SBU820J』は、大きなファンを使うことで、同じ回転数でも大風量を実現した。大きなファンを回すにはモーターにパワーが必要となるが、モーターはマグネットの力で回るため、マグネットのサイズを2倍にした。マグネットを長くしたことで、強い磁力の中に金属を置くと磁力に反発する力がかかり、それにより渦電流が流れる。渦電流対策のためにマグネットを三層構造にして渦電流を小さくして効率を上げた。

 従来の風量の毎分7万回転から毎分を7万5000回転になり、回転数も若干上げていることでファンに遠心力がかかるため、一番苦労したのはファンの強度だった。

 大風量の風を効率よく流すことも吸込仕事率を上げるポイントとなる。従来のものはモーターから取り込んだ風を一度モーターの中に入れる排気構造で、モーターは発熱部品であるため自分で吸い込んだ風を自分に当てて冷却しながら運転している。今回はモーターの中に風を入れずにそのままストレートに排気する方法を採用した。発熱に対して弱い部品を耐熱性の高い材料に採用することで冷却しなくても運転が継続できて、効率よく風を出すことが可能になった」(モーター開発担当・秀熊 哲平さん)

 7kgのペットボトルをキャニスターと「パワー コードレス」で同時に持ち上げて、ハイパワー吸引力を試す実験では、キャニスターより先に「パワー コードレス」が持ち上がった。また、モーターの威力を試す実験では、大きな風船に30秒ずつ風を送り込み、他社製品と「パワー コードレス」で同時に空気を吸い取り、どちらが先に風船を萎ませることができるかを試した。「パワー コードレス」右側の他社製品より早く萎んだ。

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