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2018.07.15

気の若い人は、脳年齢も若い?

“年甲斐もない”や“いい年をして”という言葉もあるように、日本ではいつまでも若い気分でいることがネガティブに受け取られる場合もある。しかし最新の研究では気の若い人は実際に脳が若いことが報告されている。

“気の若い人”は脳も若い

 我々の脳についてはまだまだ分からないことが山のようにあるが、それでも最近の簡便性が向上したモニター機器の普及などもあり、僅かずつではあるが着実に脳活動のメカニズムの部分的な解明が進んでいる。

 韓国・ソウル大学校と延世大学校の合同研究チームが先日に学術ジャーナル「Frontiers in Ageing Neuroscience」で発表した研究では、当人の主観な脳年齢と客観的な脳年齢の関係性を探っている。

 研究チームは59歳から84歳の健康な68人を対象に脳の状態をMRIでモニターすると共に、年齢と健康に関する一連の質問に回答してもらい、加えて認知機能を計測する課題に挑んでもらった。

Business Insider」より

 収集したデータを分析したところ、年齢よりも自分が若いと考えている“気の若い人”は記憶力テストの成績が良く、同じく自分がより健康でうつに罹りにくいと考えている傾向が明らかになった。そして“気の若い人”は実際に脳の下前頭回(Inferior frontal gyrus)と、上側頭回(Superior temporal gyrus)の部分の灰白質の質量が大きいことも判明した。この脳の部分は言語と発話、聴覚に関係があるとされている。“気が若い人”は実際に脳も若かったのだ。

“気が若い”というのは、中高年以上においては自分の年齢を意識していないことであると研究チームは説明している。そのため、身体活動においても精神活動においてもアクティブであり、刺激のある生活を送っているために脳の若さを保てるということである。

 一方、実年齢よりも自分が年老いていると認識している人については、現在の生活スタイルと生活習慣を見直す時期に来ているという。

「実年齢よりも年を取ったと感じることは、脳の老化を止め脳の健康状態を良くするために、ライフスタイルと生活習慣、アクティビティを一度見直すべきサインなのです」と研究を主導したジャンユン・チェ氏は語る。加齢を思い知らされたときには健康のことを考える良い機会になるということだろう。

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