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企業ニュース
2018.07.10

女性の役員や管理職を増やしたい大企業の取り組み

■連載/あるあるビジネス処方箋

 前回から3回連続で、「女性の管理職を増やす試み」をテーマに大企業の最前線を考える。

 取材をしたのは、バーコードやICタグなどの自動認識ソリューションを手掛けるサトーホールディングス(株)(東京都目黒区、小瀧龍太郎 代表取締役社長、連結5,076人)のグループ会社のサトーテクノロジー(株)。同社は2018年4月から株式会社サトーに統合となった。
※ 取材は、2018年2月に行った。役職などは、当時のもの。

江上茂樹  サトーホールディングス(株)
執行役員 最高人財責任者兼北上事業所長

高橋麻子  サトーホールディングス(株)
      ダイバーシティ推進委員会 副委員長

福澤 修  サトーテクノロジー(株)
      設計開発統括部長

齋原光和子 サトーテクノロジー(株)
設計開発統括 量産開発部メカグループ
グループ長 

※「吉田」は、筆者を指す。

左から、サトーテクノロジー(取材当時)の齋原光和子 氏、福澤 修 氏、
サトーホールディングスの高橋麻子 氏、江上茂樹 氏

吉田:斎原さんは現在、課長ですね。

齋原:2017年4月にグループ長(課長)になり、現在は設計開発統括部長の福澤のもと、9人のエンジニア(スタッフ、リーダーなど非管理職)を管理する立場です。当初は、戸惑うものがありました。なぜ、自分がグループを束ねる課長になったのだろうと感じたこともあります。昇格する前は、設計開発ラインのエキスパートの課長をしていました。

チームメンバーに助言をする齋原さん

吉田:グループ長が、いわゆる、プレイング・マネージャーの課長になるわけですね。エンジニアというプレイヤーをしながら、9人の部下への指示や助言、指導などをして、マネジメントをしているのですね。

齋原:ええ、そうです。上司である福澤へ、報告・連絡・相談を随時しつつ、9人を束ねて、部署全体の仕事を進めています。

江上:エキスパートの課長は、専門性を生かしてメンバーと協働して成果を出していく立場なのです。ほかの会社で言えば、専門課長のような立ち場ととらえることもできます。エキスパートとして経験を積ませてから、グループ長に配置することもあります。

吉田:なるほど。グループ長になる前に、ラインのエキスパートの課長をさせることはキャリア形成のうえで大切な視点ですね。今は、プレイング・マネージャーが増えていますが、これが人事マネジメントを混乱させることが多々あります。相当に経験が豊富で、一定の見識や考えなどを持っていないと、プレイヤーをしながら、マネージャーをすることはできないと思います。ところが、その「できないこと」をさせている会社が実に多い。

ところで、斎原さんはグループ長に昇格した後で、「シャドウイング」をされたのでしょうか?

齋原:ええ、そうです。

福澤:私が、斎原に「シャドウイング」をしてみないか?と打診をしました。課長になり、日が浅いうちに、部長などの管理職とはどういうものを知っておいてほしいと思ったのです。

本人も承諾しましたから、グループ長に昇格した2017年4月の1か月後の5月から約1か月間、私と行動を共にしました。私の自席の前の机と椅子に彼女が座ります。シャドウ(影)のように、ふだんから私の仕事ぶりを観察するのです。部長10人程が集う会議に一緒に参加したり、社外の会議や会合、あるいは出張などに同行することもありました。

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