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ふりかけの元祖、フタバ『御飯の友』を考案したのは熊本の薬剤師だった!

2018.07.06

●カルシウム不足対策として考案したのが始まり

「御飯の友は大正初期、当時のカルシウム不足を何とか補えないかと、弊社の創業者であり、薬剤師でもあった吉丸末吉が考案したものです。魚を骨ごと砕いたものをおいしいふりかけにすれば、子どもたちでも喜んで食べてくれるとの発想から生まれました」

 と説明してくれたのは、同社代表取締役の安部直也さん。

 原料として目を付けたのは、当時熊本でもよく獲れていた、いりこ。これを加工し、昆布や海苔などの海藻、白ごまやしょうゆなどで独自の味付けをした。ご飯の上に乗せると、まず魚の香りが鼻をくすぐる。

 サクサクとした食感があり、やわらかなご飯にほどよいアクセントになる。見た目の華やかさはないが、魚好きが多い日本人の魂をくすぐるような味わいだ。

 もちろん、栄養食品としての役割は大きく、かつては貴重な軍納品にもなった。写真は昭和15年頃の軍納記念に撮ったもの。第三回と記されているので、何度も軍に納めていたことが伺える。

●新たな食べ方を常に提案

 ただ、冒頭でも紹介しているように、日本人の米消費量は年々減っている。このあたりの影響を聞くと、

「実は弊社も、業界全体でもさほど減っていないのです。ご飯だけでなく、サラダやパスタなどにかける、メニュー提案が功を奏しているのではないかと思っています」

 そういえば、商品パッケージの裏には「たまご焼き」や「納豆」、「チャーハン」に混ぜて使う提案もある。魚の存在感が強いので、だし的な利用法が適しているのだろう。

 せっかくなので、安部さん本人が一番好きな食べ方を聞くと、あくまで個人的にと断りを入れつつ、

「たまご掛けご飯にマヨネーズを乗せ、その上に納豆、そして御飯の友で食べることです」

 さらに、ご飯の友とマヨネーズを混ぜ、おにぎりの具材にする。ぶっかけうどんの上にかける。これらを好む方もいるとの話もあり、一気に食べ方談義が熱を帯びた。

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