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2018.07.04

身も心もハマりにハマった王子の最強立ち呑み『H』

■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団

(写真はイメージです。本文とは関係ありません)

身も心もハマりにハマった王子の立ち飲み『H』の評価

オヤジナリティー ★★★
家計貢献度    ★★★
エロテイスト   

 酒場の中には、店に入る前の外観からしてオーラを放ってる店がある。で、やっぱりそういう店は中に入ってもさすがだなァ〜! と、つい先日思い知らされた。

 その日!! オレは王子にいた。王子は今まで一回も呑んだことのない街だった。昼下がりに1時間ほど時間が空いたので、一人で軽く呑むつもりだった。本当はその隣街の赤羽で呑もうかと思ったのだが、なんか今どき赤羽で昼呑みっていうのもダサイっていうか、昼呑みビギナーみたいなんで辞めた。

 実はこの後、赤羽の近くで“呑み”とは関係ない仕事があったのだが、そんな理由で南北線で赤羽のちょっと前の王子で降り、この今まで一回も呑んだことのない街で呑むことにした

 王子の街は、で呑んだことはないけど、一回だけ駅を降りたことがある。

 その時は北区の区役所に用事があって行ったんだけど、その区役所に向かう途中、なんか小さな川が流れてて、その近辺が昼から呑めそうな怪しい空気が漂ってる記憶があったんで、区役所方面に歩いてみる。

 いきなり良さげな店があった。年季の入った店頭にオデンの四角い鍋が湯気を立て、その奥が立ち呑みになっているようだ。時間は昼の1時半。そんな時間からやってるこれだけ歴史のありそうな店ならば、間違いなくこの街の有名店だろう。

 だけど有名店行くっていうのもなァ〜…。

 あんまり人に知られてない店に行きたいという個人的趣味もあったんで、その店を通りすぎようとした。それでも通りすぎる瞬間、クセで店の方に目を向けてしまう。

 鰻の寝床のように店内が奥間でス〜ッと見通せた。カウンターの中には年配の女将さんらしき人が一人。茶光りしたような壁には短冊のメニューが所狭し張られていて、いやいや外観も良さげだったけど、覗き見えた内部はますますイイじゃない!

 おまけに偶然のタイミングなのか、客が誰一人いない!

 もうそれはこの店自体がオレに、

「おいで! おいで!!」

 と手招きしているようなもんだった。でも有名店っぽいから、遠慮しとこうと思った。

 思っていたのに、気づいたら店内のカウンターの中に立っていた。恐るべし老舗の勧誘オーラ!! 店の名は『H(仮名)』である……。

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