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筋トレは本当に健康に良い効果をもたらすのか?

2018.07.07

 運動習慣は心身の健康にさまざまなメリットをもたらすが、最近の研究では運動は記憶力と思考力の向上にも繋がることが報告されている。運動は“脳に良い”のである。

■運動習慣で認知機能の維持・向上が見込める

 先進各国では国民の長寿化により認知症がかつてないほどの深刻な社会問題になっている。最近の調査によると、全世界で4秒に1人の割合で認知症患者が発見されていて、このままのペースで増え続ければ2050年には1億1500万人の認知症患者が世界に溢れることになる。

 認知症については効果的な新薬の開発なども鋭意進められているが、なによりもまずは先手を打った予防策が求められてくるだろう。そこで認知症予防のためにも見直されてくるのが運動習慣だ。運動は認知機能の維持にもきわめて効果があることが最近の研究で確かめられている。

 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学の研究では、エアロビクスなどの有酸素運動の運動習慣によって脳内の海馬(hippocampus)が大きくなることが突き止められている。海馬は言語記憶と学習に関係があるとされている脳の部位だ。

Harvard Health Blog」より

 このほかにも多くの研究で運動習慣を持つ者はそうでない者よりも記憶力や思考能力に関係する前頭前皮質(prefrontal cortex)と内側側頭葉(medial temporal cortex)にボリュームがある傾向が報告されている。つまり運動習慣によって認知機能の維持、向上が見込めるのである。

「興味深いのは、半年から1年以上にわたって適度な強度の規則的な運動プログラムに取り組むことと、脳の特定の部位の増量に関係があることです」とブリガム・アンド・ウィメンズ病院のスコット・マクギニス医師は語る。

 認知機能の維持・向上のためにはそれほど激しい運動は要求されてはおらず、研究チームによれば1時間の早足のウォーキングを週に2回行なうだけでも効果があるということだ。ちなみに心身の健康のために推奨されている運動時間は週に150分である。

 定年退職を迎えるなどして家にこもりがちになれば歩く距離が大幅に減ることからますます認知症のリスクは高まる。超高齢化社会に突入し運動習慣の必要性がさらに重みを増している。

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