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要注意!フットカバーが脱げると発生する「足先臭」

2018.07.03

湿気と高温の中で過ごす夏…今年の平均気温は全国的に平年より高くなると予測されている。そして、靴のなかも例年以上に高温多湿になり、“足先臭”が発生しやすくなりそうだ。しかし、靴下の選び方ひとつで足の臭いを軽減させられることができるという。

 近年、パンプスからはみ出ない靴下「フットカバー」の市場が拡大しているが、靴下メーカーの岡本の調査によると、「素足で靴を履きたくないから」「足のべたつきやムレを防いでくれるから」という理由でフットカバーをはいていることが明らかになっている。足の汗が気になるのは、足のニオイが気になるからでもあり、フットカバーは履く足汗対策グッズとも言える。一方で同社の調査では、約9割の人が「フットカバーが脱げてしまう」ことに不満を持ち、さらにフットカバーが靴の中で脱げ、ストレスを感じたことがある人も9割以上に及ぶという結果が出ている。

 同社では、ニオイの専門医である五味クリニック院長五味常明先生と共同で、靴の中でかかとがはずれて脱げた状態の靴下と、脱げない靴下の靴の中の汗の量を比較。汗に反応する試薬で試したところ、靴の中でかかとがはずれて脱げた状態の靴下が、土踏まず部分で丸まっていると大量の足汗をかくことがわかった。一方、脱げにくい靴下は、足汗をほとんどかいていないことも明らかになった。

フットカバーが脱げることで“足先臭”が発生!

 足汗がニオイにつながる原因は、足の皮膚の表面にもともと住んでいる細菌(皮膚常在菌)。足汗をかいて高温多湿のムレ状態となると靴の中で細菌が繁殖し、足汗で剥離した角質をエサとして分解することで足のニオイとなる。

 ニオイの専門医の五味クリニック院長 五味常明先生は「フットカバーが脱げたストレスで足先に汗をかきやすくなり、足汗が足汗をよび足汗が増えます。靴の中では足の細菌が活動しやすい環境になり、“足先臭”に繋がります。“ニオイ対策”のため履いているはずのフットカバーですが、脱げやすいフットカバーは、逆に女性の“足先臭”を発生しやすくさせ、逆効果になっている可能性すらあるのです」と解説。

また、フットカバーが脱げて土踏まず部分にフットカバーが丸まったまま歩き続けると、靴が脱げないように足の指を丸めて踏ん張る“丸まり足指”の状態に。「“丸まり足指”の状態が気になり足に関心がいくことでストレスを感じ、足が汗をかきやすくなる。フットカバーが脱げることによるストレスは、足の発汗を助長し、さらに足汗をかいてしまう“足汗スパイラル”を引き起こしているのです。」と五味先生は解説する。

汗に反応する試薬で試したところ、靴の中でかかとがはずれて脱げた状態の靴下が土踏まず部分で丸まっていると大量の足汗をかくこと明らかに。一方脱げにくい靴下は、足汗をほとんどかいていないことがわかった。

「人の汗は、大きく分けて暑いときや運動したときなど、体温調節をするために発汗する『温熱性発汗』と、精神的な緊張や情緒の変化によって起きる『精神性発汗』とに分けられます」と五味先生は解説。

この夏、足先臭を防ぎたい人は「脱げにくい靴下」を着用したほうが賢明といえるだろう。

 

関連情報/https://shop.okamotogroup.com/kokopita
構成/編集部

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