
近年、働き方改革を背景に時間や場所にとらわれない働き方が日本で広がりを見せている。しかし、現在の日本ではテクノロジー面の不十分さや、意識面から「柔軟な働き方」ができない現状が…。
そんな中、ランスタッド・ワークモニターの『労働意識の調査』によると、「勤務先ではいつでもどこからでも働くことができる」と回答した日本の労働者はグローバル平均並みの40.2%ということが明らかになった。
『労働者意識に関するグローバル調査』調査結果
「勤務先ではいつでもどこからでも働くことができる」と回答した日本の労働者はグローバル平均並みの40.2%。しかし、実際は81.2%が営業時間にオフィスで勤務している状況に。
今回の調査では、日本の労働者の40.2%が「勤務先ではいつでもどこでも働ける」と回答。グローバル平均は41.3%、最高値はインドの64.4%、最低値はチェコの25.9%。一般的に、世界から遅れをとっているイメージの日本だが、実際にはグローバル並みにフレキシブルな働き方の制度が整っていることが分かる。
しかし、実際の勤務についての設問では、日本人の81.2%が「全員が営業時間にオフィスで働いている」と回答。グローバル平均67.7%から13.5ポイントの開き、インド、香港、トルコに次いで4番目に高い結果だった。