
日本サード・パーティは、ソフトバンクロボティクスが開発したヒューマノイドロボット『NAO』の新バージョンとなる『NAO6』の先行販売受付を開始した。参考販売価格は140万円。製品納品開始時期は2018年10月(予定)。
『NAO』は、2006年の登場以来、70か国以上、1万3000体以上が活用されているヒューマノイドロボットで、ソフトバンクロボティクスにより開発された。多数のセンサーやカメラ、マイク、LEDが搭載され、言語、顔、感情などを認識し、幅広いコミュニケーションが可能。また、関節部分のモーターや優れたバランス感覚によって、二足歩行をはじめ、ダンスなど柔軟な動きをすることができる。
なお9月30日まで先行販売キャンペーンも実施される。
NAO6の主な機能強化点
CPUとメモリ
現行モデルの「NAO Evolution」と比較し、よりパワフルなCPUとメモリを搭載し、ハードウェア・ソフトウェア共に新たなポテンシャルを引き出すことが可能になります。また、起動やシステムアップグレードなどのスピードも改善されました。
カメラ
高画素なカメラを搭載し、より人を鮮明に見分けることが可能になった。また、デュアルストリームカメラもサポートされた。
オーディオ
全指向性マイクにより、音声認識力が大幅に改善され、会話の精度が向上した。また、対応可能言語も20言語に増加した。
動作性
新しいモーターを搭載し、より滑らかで長時間の稼働が可能となった。
頑健性
手指の部分を中心に、より頑丈な設計へ改善された。
接続性
より速いWi-Fi接続が可能となり、また、Bluetooth接続機能も追加された。その他、落下防止や落下した場合のリカバリーのなどの機能が追加されている。
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構成/編集部
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