
〝フルサイズミラーレス一眼〟
まずは入門機か中級機から。ニコンとキヤノンも参入か
ソニーが3月に発売したフルサイズミラーレス『α7 Ⅲ』が大人気で、遂にニコンとキヤノンがフルサイズミラーレス参戦に動いた。ニコンはNHKの取材で来年春までに新しいハイエンドミラーレスを発売することを認めた。また、キヤノンもフルサイズミラーレスのプロトタイプを作製中という噂が出ている。
老舗2社の参入で市場はどう動くのか。ニコンはNIKKORレンズ累計生産本数1億本を達成しており、キヤノンには現行で50種類以上の一眼レフ用交換レンズがある。これらのレンズを持つ一眼レフユーザーのミラーレスへの乗り換え、買い増しも予想される。
今年3月にミラーレスは販売台数、販売金額構成比の両方で一眼レフを上回ったが、2社が参戦すれば本格カメラブームの追い風となりそうだ。
この市場で先鞭をつけたソニー『α7 Ⅲ』。新開発のフルサイズCMOSセンサー採用。
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。
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