
『V30+ L-01K』
「AIカメラ」と「Qレンズ」に人工知能技術「ThinQ AI」機能が搭載
LGエレクトロニクス・ジャパンは、NTTドコモより発売されたスマートフォン『V30+ L-01K』において、ソフトウェアアップデートを実施。同社独自の人工知能技術「ThinQ AI」への対応が可能になった。
今回のソフトウェアアップデートによって、カメラに関する機能が改善される。中でも、「AIカメラ」と「Qレンズ」には、人工知能技術「ThinQ AI」機能が搭載。また、Googleアシスタントと連携することにより、写真撮影の操作指示が音声で行なえるようになった。LG独自の音声コマンド機能により、「AIカメラを起動して」や「AIカメラで写真撮って」といった指示を認識する。主な機能は次のとおり。
AIカメラ(ThinQ AI)
フレーム内の被写体をAIが分析し、「人」、「ペット」、「食べ物」、「日の出」、「夕焼け」、「風景」、「都市」、「花」の計8つのカテゴリーの中から適したモードを選択し撮影する。各モードでは、視野角、色、反射、照明、彩度などを最適化し、被写体の特性を生かして撮影することが可能だ。
Qレンズ(ThinQ AI)
「フォト検索」機能では、写真共有サイトから、類似画像を検索することができる。「QRコードリーダー」機能では、専用のアプリを別途インストールすることなく、QRコードを読み取ることが可能だ。
ブライトモード
従来のスマートフォンのカメラは、ambient light(環境光、周囲の光)を測定して撮影していたが、AI機能のアルゴリズムを使用することで、暗い環境でもより明るく撮影することが可能になる。「Sensor Binning(センサービニング)」機能により、標準カメラでの撮影時に、4つの画素をひとつに使うことで受光面積が広がり、従来よりも輝度を2倍明るくでき、フラッシュがなくても、ノイズが少ない、鮮明な写真を撮影できるようになった。
「ThinQ AI」について
「ThinQ AI」は、当社独自で開発している人工知能技術だ。日本においては、2018年4月から順次発売中の有機ELテレビシリーズと液晶テレビシリーズに搭載されており、声によるネット検索やテレビの操作が可能になった。同社では「グローバルにおけるホーム&アプライアンス製品では、2018年以降に展開するすべての製品に「ThinQ AI」を搭載するなど、ユーザーにとってより快適な生活を提供するため、AI技術の向上に努めております」とコメントしている。
構成/編集部
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