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2018.06.30

出会い系サイトには意外にもウソつきが少ない?

「あのクソ野郎!」や「人間のクズめ!」という下品で悪辣な言葉をよく使う人々がいる。もちろんそうした言葉が本当に相応しい場合もあるのだろうが、それでもそうした人間性を貶める侮辱の言葉を使うことに思わぬリスクがあることが最新の研究で報告されている。

■無力感を感じると“ウソつきで気前が悪い”人物になる!?

 トランプ大統領が一部の悪事を働く不法移民を「人間ではなく動物だ」と発言したことに激しい非難の声が上がっている。これまでも品のない表現を幾度となく口にしてきた大統領だけに「またか」という感も否めないが、こうした人を貶める言葉は使った本人にもリスクがあることを最新の研究が指摘している。こうした言葉を頻繁に使っていると、非道徳的な言動が増えてくるというのである。

 米・ノースウェスタン大学の研究チームがこの3月に心理学系学術ジャーナル「Psychological Science」で発表した研究では、人間性の欠如感と無力感が言動に及ぼす影響を探っている。

 150人が参加した実験では、半数には普段の朝のルーティーン行動を書き記してもらい(コントロールグループ)、もう半数にはどういった状況や場面で人間としての無力感を感じるかを少し考えたり実体験を思い出したりして書き記してもらった。過去の無残で惨めな思い出を蒸し返してみれば、その内容によっては「あのクソ野郎!」という言葉が口をついて出てくるかもしれない。

 その後、言葉を用いたパズルが4問出題されて、1問正解する毎に25セントの報酬が受け取れるという条件下で挑んでもらった。解答結果は自己申告だったのだが、実は4問のうち1問は絶対に解けないようにできている。したがって全問正解できたと申告して合計1ドルを受け取ろうとする者は“ウソつき”ということになるのだ。

Daily Mail」より

 収集したデータを分析した結果、朝のルーティーンを書き記したグループの“ウソつき率”は28.6%だったのに対し、人間性の欠如感や無力感を思い浮かべたグループでは46.6%と跳ね上がっていたのだ。

 これに続く160人が参加した実験では、同様のライティング課題を行なってもらってから、今度は2つの問題が提示され、2つのうちのどちらかを選んで解いてもらった。2つの問題は一方は難しく複雑な問題で、他方はシンプルで簡単な問題であることが一目瞭然であった。そして研究チームは選ばなかったほうの問題は別の者が挑むことになると説明した。

 結果は、朝のルーティーンを書き記したグループは66%が難しい問題を選んだ一方、人間性の欠如感や無力感を思い浮かべたグループで難しい問題を選んだのはわずか11%というきわめて大きなギャップが浮き彫りになった。人間性の欠如感や無力感に一度支配された者は非道徳的な“ウソつきで気前が悪い”人物ということになる。

 研究チームはこの人間性の欠如感や無力感と非道徳的な行為は“負のスパイラル”に陥る可能性を指摘している。人間性を軽視することで言動が非道徳的になり、非道徳的行為を犯すことでさらに人間性を貶める発言を行ない、これがネガティブにループしていくのだ。

 品性のない言葉遣いは自分に跳ね返ってくるということにもなり、自分自身のためにも発言には気をつけたほうがよさそうだ。

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