
セイコーウオッチは、ラグジュアリーウオッチブランド<セイコー ガランテ>より、ブランド史上初となるダイバーズウオッチを7月7日より全国のガランテショップにおいて発売を開始する。希望小売価格は140万円。
<セイコー ガランテ>は、「自己の解放」をコンセプトに2005年に誕生したラグジュアリーウオッチブランド。今回の新製品の特徴は以下のとおり。
DLCコーティングを施したオールブラックケースの本格ダイバーズウオッチ
グラマラスで官能的なデザインをかなえているのは、その独創的なケースの形状に加えて、ベゼル・胴・裏ぶたのすべてに施された、時計を傷から守る表面加工技術「DLC」が与える、色気漂う艶めきにある。ケースに施されたこのコーティングは、ビジュアルとスペック双方を頑強なものに引き上げ、ラグジュアリースポーツの世界観を体現している。
200mの空気潜水に対応する水密性、気密性等を備えたガランテ史上初となるダイバーズウオッチは、非日常的なリゾートシーンにあっても圧倒的な存在感を示すはずだ。
海獣「クラーケン」を表現したケースバックとストラップデザイン
“巨大な海の怪物”として伝わる、クラーケン。ケースバックに刻印された「やられ顔のクラーケン」とストラップの裏側にあしらわれている「吸盤」は、海の脅威の象徴ともいえる存在であっても止めることのできない、ガランテのオーナーが持つ破天荒さや強さを演出している。
過酷な環境下でも駆動し続ける、セイコー独自のハイスペック・エンジン「スプリングドライブ」
2005年の初代モデル以来、多数のモデルに搭載されるムーブメントは、セイコーが構想から20年以上の歳月をかけて完成させた「スプリングドライブ」。機械式時計と同様にぜんまいの動力のみで駆動しながらも、針の動きを制御する調速機構として水晶振動子とICを採用することで、高精度を発揮する同社独創の機構だ。
メカニカルウオッチの調速機構である「てんぷ」や「アンクル」に比べて衝撃に強いのも「スプリングドライブ」の長所として挙げられる。一方、クオーツウオッチとの比較では、電池を使用していないため、極低温下におかれる深海においても、不意の電池切れで止まる心配がない。
このように「スプリングドライブ」は、過酷な環境の中で使用するダイバーズウオッチにとって、理想的なムーブメントだと言えるだろう。
ケースサイズ/外径43.0×厚さ17.0mm
ガラス材質/カーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
防水性能/200m空気潜水用防水
耐磁性能/耐磁時計(JIS耐磁時計1種)
その他/逆回転防止ベゼル、ねじロック式りゅうず
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構成/編集部
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