人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.06.23

マヤvsマネ!元同僚でジム友の戦いがセネガル戦の勝敗を決める

■連載/元川悦子「ロシア戦記」

スピードを含めたフィジカル的な部分は間違いなく世界トップレベル

 香川真司(ドルトムント)のPKと大迫勇也(ブレーメン)のヘディング決勝弾で4年越しの因縁の相手・コロンビアを2-1で倒した日本代表。4月のヴァイッド・ハリルホジッチ前監督更迭、ワールドカップ経験のない西野朗監督の就任、ガーナ、スイス、パラグアイとの直前テストマッチ3試合での6失点という脆弱な守備組織を考えると、とても2018年ロシア本大会での勝利は難しいと目されていた。
 だが、彼らはサランスクの地で下馬評を覆す好ゲームを演じてみせた。もちろん相手ボランチのカルロス・サンチェス(エスパニョール)が開始3分に退場し、90分間の大半を数的優位で戦えたことも大きかったが、現時点でグループH首位に立っているのは、紛れもない事実である。
 しかしながら、24日に対峙する第2戦の相手・セネガルは19日の初戦でポーランドを2-1で撃破。「グループ最強」と言われるほどの勢いを見せている。

「セネガルはただ身体能力が高いとか、フィジカルで押してくるだけのチームではない。非常に組織だっていて、特にディフェンスがしっかりしている。近年、アフリカのチームが自分たちのストロングであるパワーやスピード、推進力を生かすために、その前提として組織的にディフェンスする傾向が強い。それが彼らの一番の強みでしょうね」と西野朗監督も警戒心を露わにしていた。

 一方で、キャプテン・長谷部誠(フランクフルト)も「スピードを含めたフィジカル的な部分は間違いなく世界トップレベル。戦術的にも多彩で、ポーランド戦は2トップでやっていたけど、3バックでやる時もあれば、3トップでやる時もある。実際、どのようなやり方をするのかは正直、読めない」と狙いどころを絞り切れない難しさを吐露していて、厳しいゲームになるのは間違いなさそうだ。
 コロンビア戦では2ゴールに絡んだ大迫の大活躍が際立っていて、日本国内では「大迫、半端ないって」の印象がヒートアップしているが、次戦で真っ先に考えなければならないのは手堅い守備。11対10だった前回と同じ感覚で挑んでいたら、すぐに足元をすくわれかねない。今回は守りの「対応力」と「応用力」が最重要ポイントになるのは確かだ。

 セネガル攻撃陣は前回、エムバイェ・ニアン(トリノ)とマメ・ビラム・ディウフ(ストーク)の2トップが最前線に陣取り、右ワイドに20歳の新星、イスマイラ・サール(スタッド・レンヌ)、左ワイドに絶対的エースのサディオ・マネ(リバプール)が陣取る4-4-2で戦った。ただ、状況によってはニアンが1トップに入り、2列目が右からサール、マネ、ケイタ・バルデ・ディアオ(モナコ)という3枚が並ぶ4-3-2-1で挑んでくる可能性も考えられる。試合中に布陣を柔軟に変化させてくることもあり得る。

 それを冷静に封じるカギは、守備の要・吉田麻也(サウサンプトン)の統率力とコーチング力、サポート力にあると言っても過言ではない。実際、彼の影響力は絶大だ。コロンビア戦でワールドカップ初参戦の昌子源(鹿島)が「ファルカオキラー」として最高の仕事をやってのけたのも、吉田という国際経験豊富な先輩DFの存在があってこそだった。
「コロンビア戦の仕事は僕1人でやったわけじゃない。相手がすごい名前の人ほど、その1回で大きな話題になるから、僕はその1つに過ぎない」と昌子は謙虚にコメントしていた。彼が初めて代表入りしたのは、ハビエル・アギーレ監督が率いていた2014年11月のホンジュラス戦(豊田)。その頃から吉田は後輩をサポートし、試合に出れない時もフォローし続けてきた。そういう意味でも背番号22が果たした役割は少なくなかったのだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年1月16日(水) 発売

DIME最新号の特集は「あなたの願いをかなえる神ガジェット100!」「ニトリVS無印良品のコスパNo.1商品対決」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ