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動画専用と静止画専用の2つのカメラを搭載したスマホ『AQUOS R2』の実力検証

2018.06.24

■確かに臨場感がある動画撮影、AIライブシャッターはブレが気になる

 AQUOS R2には、動画用と静止画用、2つのカメラが搭載されている。2つの最大の違いは、画角にあるといってもいい。動画用のカメラは、135度の超広角レンズを採用しており、人物やペットを撮るような場合でも、広々と背景を映し出すことができる。結果として、人物やペットなどを引きで撮影でき、ダイナミックな動きをそのまま記録できる。本体をあまり動かさなくてもよくなるため、ブレを抑えられるのもうれしいポイントといえるだろう。

背面カメラは動画用と静止画用の2つを搭載

 ワイドレンズを採用すると、映像の歪みが気になるところだが、ソフトウェアでしっかり補正されている。試しに設定でレンズ補正をオフにして撮ってみると分かるが、映像が魚眼レンズで撮ったようにグニャっと曲がって見える。意図的にこのような映像を撮りたいのならばレンズ補正はオフでもいいが、基本的にはオンしておくようにしたい。

補正オンとオフ。素のままだと、端のビルが大きくゆがんでいることが分かるはずだ

 また、2つのカメラを搭載したことで、通常画角の静止画を同時に撮ることも可能だ。ただし、ユーザーがボタンを押す仕様だと、動画の撮影に集中できなくなる。シャープはこの問題を、AIで解決した。この機能は「AIライブシャッター」と呼ばれ、最適な構図になったと判断されると、自動でシャッターが切られる。ユーザーは何も考えずに動画だけを撮っていればよく、試してみるとこれは確かに楽だ。

撮影時にAIが自動で写真を撮ってくれる。画面上部に写真のサムネールが収められていく

 ただし、自動で撮られた静止画を見ると、ブレが少々気になった。というのも、人物などの動き回る被写体は、静止画が撮られることを意識しないため、自由に動き回ってしまう。そのため、写真が撮られる一瞬の間に動いてしまい、ブレが発生することもある。自分で本体を動かしているときも同様で、静止画のように構えて撮影しないため、ブレが発生しやすいと感じた。静止画側には光学手振れ補正が搭載されているが、それでも限界があることは念頭に置いておきたい。

 動画と静止画の同時撮影というコンセプトはおもしろいが、静止画に関しては、暗所での仕上がりも少々気になった。明るい場所で人物を撮ったり、室内で料理を撮ったりするぶんには十分な仕上がりだが、夜景を撮るとどうしても空などの暗い部分にノイズが乗ってしまう。

料理撮影などではAIが効き、設定を自動で変更してくれる。仕上がりもいい

夜景を撮ると、少々ノイジーな印象もある

 夏モデルにはファーウェイの「P20 Pro」や、ソニーモバイルの「Xperia XZ2 Premium」など、暗所性能を強化した端末が多いだけに、それらで撮った写真と比べたくなるが、暗所での処理は他社にリードを許している印象だ。動画と静止画の同時撮影というコンセプトはほかになく、斬新ながらも実際の利用シーンに即しているだけに、静止画の画質にはさらなる磨きをかけてほしいと感じた。

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