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2018.06.24

動画専用と静止画専用の2つのカメラを搭載したスマホ『AQUOS R2』の実力検証

■連載/石野純也のガチレビュー

 一時は他社ブランドに押されていたシャープだが、昨年、スマートフォンのブランドを一新。キャリアごとに分かれていた商品を統一して、「AQUOS R」として再出発を果たした。その第二弾となるフラッグシップモデルが、夏モデルとして3キャリアから発売される「AQUOS R2」だ。

 このモデルは、背面に動画用、静止画用とそれぞれ用途の異なる2つのカメラを搭載。他社のデュアルカメラとは異なり、撮る映像の種類を完全に分けてしまったのが特徴だ。2つのカメラで動画を撮りながら、静止画を撮ることも可能だ。静止画撮影にはAIを活用しており、最適な構図になると自動でシャッターが切られる。

 ディスプレイも19:9と縦長になり、デザインもより“今っぽさ”が増した格好だ。100MHzで駆動するハイスピードIGZOを搭載しているため、操作感もいい。もちろん、映像はHDR対応。スペックも高く、チップセットにはSnapdragon 845を採用する。このシャープのフラッグシップモデルを借り、実力を試した。

AQUOS R2は、シャープ渾身のフラッグシップモデルだ

■19:9のディスプレイで見やすさアップ、滑らかさも健在

 外観上で先代のAQUOS Rともっとも大きく異なるのは、ディスプレイの比率だろう。AQUOS R2からは、スマホのトレンドといえる縦長のディスプレイを採用。しかもインカメラを回り込むように液晶を配置することで、19:9のアスペクト比を実現した。この形状だと、ステータスバーをインカメラの左右に配置することができ、18:9で撮った写真などを表示する際に、画面を目いっぱい使えるのがメリットだ。

 切り欠きになっているが、ここは慣れの問題で、あまり気にならないかもしれない。iPhoneなどよりも配置されているパーツが少ないぶん、視覚的にあまり邪魔にならない。写真などを拡大表示した際は、インカメラ部分が欠けて見えてしまうのは残念なものの、表示領域が広いことの方がうれしいと感じられるだろう。

ディスプレイは19:9で、画面上部には切り欠きが

 IGZO液晶を採用しているため、ディスプレイの色味は自然だ。有機ELを採用した端末にありがちな、クッキリとしたコントラストはないように見えるが、対応している動画を見る際にはHDRが効くため、映像の色彩は豊かに見える。「バーチャルHDR」と呼ばれる機能も搭載しているため、コンテンツ側がHDRに非対応な場合でも、補正が効くのは評価できるポイントだ。YouTubeなどにユーザーがアップロードした動画を見るときでも、画質にこだわることができる。

HDRが効くと、動画もメリハリのある色合いになる

バーチャルHDRに対応。非対応コンテンツもHDR化できる

 ディスプレイは100MHzで駆動するため、スクロールなどの操作を素早くしても、表示がしっかりと指の動きに追従して見える。ただし、スマホサイズではやはり効果は限定的。タブレットなどに比べると、やや感動は薄くなるかもしれない。とはいえ、このスクロールしたときの感覚は、慣れるとクセになるところがある。

100MHzの高速駆動に切り替えることが可能。アプリ単位での設定ができる

 もちろん、リフレッシュレートを上げると、そのぶんバッテリーの消費量は大きくなる。IGZO液晶は省電力なことにも定評があり、実際使ってみると、バッテリーの減り方は非常に緩やかなことに驚かされるが、とにかく長持ちさせたいというときは、オフにしておいてもいいだろう。100MHz駆動は、アプリごとにオン・オフを選択することができる。ブラウザなど、どうしてもというアプリだけをオンにしておけばいいだろう。

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