
「マルチスピードドライブ」で急坂も楽勝のe-MTB
25年前、ブームに乗ってMTBを買ったテラダ。「太いタイヤは山でこそ威力を発揮。山に行かず、街乗りしてた自分は、結局タイヤが重くて乗らなくなりました。時代も変わり、よりパワフルになった〝e-MTB〟なら、そんな悔しさ味わうこともないでしょう」。『XM2』はフロントギアに内装2段変速のマルチスピードドライブユニットを搭載し、前モデルよりも1.41倍の出力トルクを実現。「太いタイヤだけど、編集部付近の富士見坂もスイスイ踏破! 今度は山に行きます」(編集・テラダ)
■前モデルより約1.4倍の出力トルク
パナソニック『XM2』38万円
国内初のe-MTB『XM1』の後継車種。よりパワフルになったドライブ回りに加えて、36V-12hに容量アップしたバッテリーを搭載し、エコモードで最長107kmの走行距離を実現した。
メインコンポ……SHIMANO SLX 重量……24.0kg
〈 ココに注目!〉変速のトラブル解消
フロントが内装変速なので、チェーントラブルが少なく、1回の変速時間も0.5秒とスムーズ。「ペダルを止めた状態でも変速ができます」
先進性 ★★★☆☆ お値打ち ★☆☆☆☆ 走破性 ★★★★★
ヤマハ『YPJ-XC』35万円
欧州で評価を得ているヤマハの上位ユニット「PW-X」を採用したe-MTB。ペダリングに対応するアシスト性能と、よりパワフルな走りが可能なモード設定で、路面を選ばず快走できる。
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。