人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

父親になると給料が上がる!?手っ取り早く昇給を果たす手法

2018.06.22

 大手企業の夏のボーナスが過去最高を記録したことがニュースになっているが、最新の研究では手っ取り早く昇給を果たす手法が突き止められている。それは父親になることであった。

■父親になることで賃金が上がる!?

 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学の研究チームが先日、学術ジャーナル「Work, Employment and Society」で発表した研究では、白人男性ビジネスパーソンの賃金が、父親になることで明確に上昇していることを報告している。仕事のパフォーマンスが向上したり残業時間が増えたりしているわけではなく、単純に父親になるだけで賃金が上昇しているということだ。

 研究チームはカナダの労働白書である「Workplace and Employee Survey (WES) 」の1999年から2005年のデータを活用し、5020ヵ所の職場に勤務する24歳から44歳の白人男性勤労者1万8730人の勤務実態を分析した。

 データを分析した結果、専門職あるいはマネジメント業務に携わる勤労者は父親になることで平均で6.9%の賃金上昇を果たしていることが明らかになった。その他の職種では平均3.6%の上昇であった。

 学歴別でみるとこの差は歴然としており、大卒の勤労者は父親になることで平均5.3%の賃金上昇を果たしているのに対し、高卒の勤労者は1.8%の上昇に留まっている。

Tech Explorist」より

 興味深いのはこの賃金の上昇は業務のクオリティやパフォーマンスに関係なく、単純に父親になったというだけの理由であることも明らかになった。したがってもし人事部が詳しく父親になった従業員の勤務を査定し直した場合、賃金の上昇はごく僅かになるかあるいは減給する可能性もあり得るという。

「これが示しているのは、父親は実際にはハードワークを行なっていないのに、周囲はそうは見ていないということです。これは父親であることに対する偏見です。誰もが子どもを持てるわけでななく、またはじめから望まない人もいます。これは根深いアンフェアーなのです」と研究を主導したシルビア・フラー准教授は語る。

 子どもを授かり父親になった男性には“一家の大黒柱”というイメージも与えられそうだが、こうしたステレオタイプが今も社会に根強く定着しており、実際に賃金にも影響を及ぼしていることになる。“同一労働同一賃金”の考え方からも、父親という“特権”に見直しが求められているのかもしれない。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年10月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「カラビナ付きマルチツール」!激動のエアライン、超便利な出張ギアを大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。