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2018.06.21

燃え尽き症候群にならないための3つの予防策

 会社への忠誠心があまりなく仕事の生産性もクオリティも月並みな社員であれば、もし辞めていったとしても経営側はそれほどの痛手を受けないだろう。しかし一方で責任感と熱意を持って職務に取り組む社員にもかなりの確率で離職の可能性があることが最新の研究で報告されている。それは“燃え尽き症候群”による離職リスクだ。

■模範社員の“燃え尽き症候群”による離職リスク

 米・イェール大学の研究チームが先ごろ、学術ジャーナル「Career Development International」で発表した研究では、全米50州の1085人の勤労者に電話アンケート調査を行い、仕事に対するスタンスの実態を探っている。

 研究チームは収集した回答から、仕事への責任感と現在の“燃え尽き度”の組み合わせで勤労者を3タイプに分類した。

・平凡型:責任感と燃え尽き度のどちらか、あるいはどちらも低い:41%

・中庸型:中程度の責任感と中程度の燃え尽き度:35.5%

・燃焼型:強い責任感と高い燃え尽き度:19%

 そして意外にも、最も離職を考えている割合が多かったのは仕事に最も熱心で責任感のある「燃焼型」の勤労者であったのだ。

Medium」より

「これらの研究家結果は経営側の課題となります。仕事への熱意と燃え尽き症候群の両方に光を当てることで、モチベーションの高い従業員に燃え尽き症候群と離職のリスクがあることが突き止められたのです」と英・ケンブリッジ大学経営大学院のヨッヒェン・メンゲス博士は語る。

 これまでの研究では仕事に対する責任感の強さは生産性を高めるだけでなく、勤労者当人のメンタルの充実に結びつき生活の満足度を高めるものであると考えらがちであった。しかし今回の研究はこれまでの見解に異を唱えるものとなり、強い責任感を持つ従業員に高い離職リスクがあることが指摘されることになったのだ。

 グローバルな競争に晒されている現在の過酷なビジネス環境も多分に影響を及ぼしているのかもしれないが、組織のリーダーや経営側には理解が求められる話題だろう。

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