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2018.06.22

トガったデザインとテクノロジーで攻めるスイス生まれのランニングシューズ、On『クラウドフロー』

クラウドテックに厚みというか、高さがあるので柔らかな履き心地を想像していたが、クッションはかなり自然な感じ。グニャグニャした感じもなく、かといって硬すぎることもない。路面の接地感がしっかりあるタイプだといえるだろう。

ゆっくり走り出し、徐々にペースを上げてみたが、どの速度域でもクッションと反発が効く。クラウドテックは半円形のため、垂直方向だけじゃなく、いろいろな方向で潰してもクッションとして機能するのだろう。それに加えて、スピードボードのしなりが反発を生み出しているせいか、狙ったペースを維持するのが楽な感じがした。

独特なソール形状がもたらす反発とクッションも特徴的なのだが、個人的にはフィット感の高さがかなり気に入っているところ。かかと部分には高さがあって、少し硬めのしっかりした素材を使用。ヒールカップがかかとをかっちり押さえてくれるので、走っている際の安心感がかなりある。もちろんブレが少ないし、少し柔らかめのシューレースを締めていくと、足全体が一体化していく。このフィット感があればこそ、着地した後、ソールからの反発を受けとめられるのだろう。

通気性を高めるため、大き目に編み込んだエンジニアードメッシュをアッパーもフィット感に大きな影響を及ぼしている。力がかかる部分には、補強パーツを組み込んでいるが、縫い目を極力減らし、圧着により成形しているので軽さと薄さを実現。軽さを売りにすると、耐久性が下がるのが一般的だが、強さも持ち合わせた構造になっている。

一般的なランニングシューズは、走力レベルに合わせてさまざまなシューズがラインアップされるが、「On」にはそれがない。「On」のシューズはだれが履いてもその機能を享受することができる。前出の駒田さんは語る。

「シューズによってランナーの走り方を変えない、というのがOnの基本的な考え方です。『ランナーが快適だと感じるシューズを履いた方が故障しにくい』とバイオメカニクスの世界的権威ベンノ・ニグ教授は言っています。型にはめるのは『On』の目指す方向ではありません。走ることはもっと自由でいいはず。自分が感じる快適さを大切にした方がいいと思います」

On 『クラウドフロー』
1万6524円

●重量:230g(メンズ26.5cm)
●ドロップ:6mm

取材・撮影/今 雄飛
ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務を行なうかたわら、自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン。

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