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ジャーマン3に挑むレクサスのミディアムサイズセダン『ES』の本気度

2018.06.16

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 レクサスのミディアムサイズ4ドアセダン『ES』がフルモデルチェンジされた。それを機に、しばらく途絶えていた日本へは再導入され、ヨーロッパへは初めて導入されることになった。『ES』は『LS』とともに1989年にレクサスがアメリカでビジネスを始めた時にデビューさせた初のレクサス2台のうちの1台だ。その後、世界各国で販路を拡げ、現在までに累計218万台を販売したレクサスのコアモデルである。

 その新型『ES』をアメリカのナッシュビルと郊外の丘陵地帯で試してきた。ボディー形式は4ドアセダン、2.5L4気筒ガソリン+モーターのハイブリッドシステムで前輪を駆動する。

■機械として優れているか ★★★★★(★5つが最高点)

 エンジンとモーターを精妙に切り替えたり組み合わせたりして駆動する様子は他のトヨタ製ハイブリッドモデルと変わらないが、それぞれがバラバラに動いている感じがなくなり、ひとつのパワートレインとして一体感が強くなり、洗練されてきた。

 必要な状況で必要なだけの駆動力を発揮し、減速時にはキメ細かく回生している。ハイブリッドの違和感がなくなり、エンジンとモーターの働きぶりは渾然一体化し、ごく自然にパワーを繰り出してきているのは大きな進化だ。ミディアムとは言っても、サイズは全長4975mm×全幅1865mm×全高1445mmと日本国内では大型と呼べる堂々としたものだ。

 開発陣が目指した「上質な乗り心地」は十分に達成されている。特に、アメリカ仕様の「ウルトララグジュアリー」(日本仕様の「バージョンL」に近い)というグレードは路面からのショックや細かな振動などを巧みに抑え、車内を平穏に保つのに成功している。

 それに対して、日本仕様の「F SPORT」というスポーティなグレードは「ウルトララグジュアリー」と基本的には変わらないものの、19インチタイヤが標準装備していることからか、舗装による乗り心地と静粛性の差が大きかった。

 荒れた舗装路面では、荒れている様子がハンドルを通じてザワザワ、ゴワゴワと伝わってきていた。「F SPORT」のスポーティーな味わいはそれほど強くないので、断然、「ウルトララグジュアリー」を選んだほうが、新型『ES』の長所を堪能できると思った。静粛性の高さも開発陣の狙い通りに仕上がっていた。オプションのマークレビンソンのカーオーディオを存分に楽しめる。

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