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2018.06.15

飲食店内の選曲がメニュー選びに影響する?

 感情に訴えてこその音楽であるが、それゆえに感情を“操作”することも可能だ。一部の外食チェーンでは、店内の音楽を工夫することで売り上げを10%伸ばしているというから興味深い。

■飲食店内の音楽がメニュー選びに影響する?

 飲食店内の音楽がメニュー選びに影響を及ぼすのだろうか。米・サウスフロリダ大学をはじめとする合同研究チームが先日、「Academy of Marketing Science」で発表した研究では、店内の音楽のリズムと音量がメニューの選択に影響を及ぼしていることを報告している。

 スウェーデン・リンネ大学の協力を仰ぎ、研究チームはスウェーデン・ストックホルムのカフェで店内の音楽が来客のメニューの注文にどのように影響しているのかを実際に検証している。

 具体的にはそれぞれ55デシベルと70デシベルの音楽を店内に流した際の消費行動を分析した。55デシベルの音声は例えばエアコンや冷蔵庫などの微かな音で、一方、70デシベルは掃除機のようなかなり強烈な音である。実験は数日間にわたり、それぞれの状況下が数時間続いた環境で行なわれた。

Daily Mail」より

 カフェのメニューは3つのカテゴリーに分類された。サラダなどのヘルシーなメニュー、チーズバーガーなどのあまりヘルシーでないメニュー、そしてパスタなどのどちらでもない中立的なメニューである。

 収集したデータを分析した結果、70デシベルという大きな音量では、50デシベルの環境にいた来店客よりも約20%多くヘルシーではないメニューを注文していたことが浮き彫りになった。つまり大音量のダイナミックな音楽が流れている場合は、よりカロリーの高い食べ応えのあるメニューを選びがちになるということになるのだ。

 店側にしてみれば店内の音楽を活用して売れ行きを操作できることになるが、実際に昨年、ファストフードチェーンの「マクドナルド」やレストランチェーンの「TGIフライデーズ」などでは、「Soundtrack Your Brand」という選曲システムを使って売り上げを最大10%伸ばしていることを公表している。

 このSoundtrack Your Brandはスウェーデン・ストックホルムのコンサルティング会社「HUI Research」による大規模な実験の末に開発されたもので、売り上げに貢献するのみならず、チェーンのブランドイメージと顧客満足度の向上に繋がる画期的なシステムであるという。我々はいろんな状況下で音楽の影響を知らず知らずのうちに受けているというこになるだろう。

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