
梅雨の季節に出番が増えてくるのがレインシューズだが、近年は機能性だけでなく雨の日を楽しむファッショングッズとしても注目されている。
そこで、インテージは会社勤めをする男女971名を対象に、レインシューズに関する自主企画調査を実施。「男性は4割、女性は6割がレインシューズを持っており、女性はレインブーツ、男性は防水のビジネスシューズが最も多い」といった興味深い調査結果が出たのでご紹介しよう。
男性4割、女性6割がレインシューズを持っている
男性は39.2%、女性は57.4%がレインシューズを持っていると回答。女性で最も保有率が高いのは「レインブーツ(ショート丈)」(25.3%)、次いで「レインブーツ(ロング丈)」(22.0%)でした。女性にはブーツタイプの方が人気であることがわかる。一方、男性は「防水のビジネスシューズ」(12.8%)が最も高い結果となった。
保有者の半数以上が、雨の日の通勤にレインシューズを履いていくと回答
どのタイプのレインシューズも、保有者の半数以上の人が雨の日の通勤時に“履いていく(「よく履いていく」+「たまに履いていく」)”と回答。最も着用率が高いのは「防水のビジネスシューズ」で、8割以上が“履いていく(「よく履いていく」(33.8.%)+「たまに履いていく」(48.6%)”と回答した。
「防水のビジネスシューズ」であり、通勤時に履く前提のシューズであるためか、「履いていかない」と回答した人はいなかった。また、レインスニーカーも保有者は39名(全体の4.0%)と少なく参考値ではあるが、保有者に占める通勤時の着用率(「よく履いていく」+「たまに履いていく」)は8割と「防水のビジネスシューズ」と同程度となった。
保有率が高かったレインブーツは、ほかの丈の短いレインシューズ(レインパンプス・レインスニーカー・防水のビジネスシューズ)と比較して、通勤時の着用率は低い結果に。
レインシューズで出勤した後、そのまま履いている?履き替える??
レインシューズで通勤した後は、1日職場でどのように過ごすのか聞いてみたところ、レインシューズのタイプによって異なる結果となった。
レインブーツはいずれの丈でも8割前後が「別の靴に履き替える」と回答。丈が長めであるレインブーツは、仕事中のスタイルとしては気になる人が多いのかもしれない。また、履き替えなければならないことが、先述の通勤時の着用率の低さの一因になっているとも考えられる。
一方、レインスニーカーでは、「レインシューズのままで過ごす」と「別の靴に履き替える」が同程度、防水のビジネスシューズの場合は「レインシューズのままで過ごす」が「別の靴に履き替える」を上回った。レインスニーカーや防水ビジネスシューズは、丈が短いので目立たず、一見して普通のシューズとの違いはわかりにくいため、履き替えずにそのまま過ごすことに抵抗が少ないのかもしれない。
こちらの記事も読まれています