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2018.06.14

逆境に打ち克つメンタルを持つ男、大谷翔平の素顔

6/15発売の雑誌DIMEでは「大谷翔平『二刀流の原点』」と題し、両親、監督らが語るスーパースターの素顔を特集しています。今回は本誌発売に先立ち、その一部を先行公開!

「二刀流」の投打の大活躍で全米にもその名を轟かせている23歳のスーパースター。野球のすべてを愛し、礼儀正しいことで知られる彼の本質を、15歳の時から取材し続けるスポーツライター・佐々木亨さんが語った。

大谷翔平/1994年7月5日生まれ。岩手県出身。小学校3年時に野球を始める。水沢南中学を経て、菊池雄星に憧れ花巻東高校へ進学。高校2年夏、3年春の甲子園に出場。2013年から北海道日本ハムファイターズでプレー。5年間で投手として通算42勝、防御率2.52。打者として通算48本塁打、打率.286。2018年からロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ。

生後10か月頃には歩き始め、おもちゃのバットなどでよく遊んだ。

■「内なる声」を信じ、自らの思いに純粋に従う

 ピッチャーとして勝利をつかむ。バッターとしてもヒットを重ね、時には走塁でも異次元のパフォーマンスを見せる。それぞれの瞬間が「楽しい」と大谷翔平は言う。その感覚を追い求める過程には「正解がない」とも言い、彼はこう続けるのだ。

「人は正解を探しに行くんですよね。正解が欲しいのは、みんなも同じで。『これさえやっておけばいい』というのがあれば楽なんでしょうけど、多分、それは『ない』と思うので。正解を探しに行きながら、ピッチングもバッティングもしていたら、楽しいことがいっぱいありますからね。そこは両方をやっていてプラスですよね。ピッチャーだけをしていたら、ピッチングでしか経験できない発見があるわけですけど、ピッチングをやってバッティングもしていれば、『楽しい瞬間』は、もっといっぱいあるんです。そういう瞬間が訪れるたびに、僕は投打両方をやっていて『よかったなあ』と思うんじゃないですか」

 自らの「内なる声」を信じ、その湧き上がる思いに純粋に従ってきた23歳の若者は、海を渡った今もなお、その姿を変えようとしない。いや、環境が変われども、「変わらない」自分を持ち続けられるのが大谷だと思う。

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