
梅雨に入り湿気が増える時期、畳やカーペットの部屋で気をつけたいのが「ダニ」だ。暖かくなると活発に動き出し、気づかぬうちに繁殖して虫刺されやアレルギーなどの害をもたらす。
ダニ対策として、「ニオイ」を打ち出す商品は多い。
日本アロマ環境協会は、アロマテラピーで使う精油にダニの忌避作用があるかを確認する実験を行ったところ、実際に6種の精油に忌避作用があることがわかった。それが「シトロネラ」「ペパーミント」「ユーカリ」「ゼラニウム」「レモングラス」「ユズ」だ。
【実験概要】
◇対象:ヤケヒョウヒダニ、1実験あたり約1万匹
◇精油:シトロネラ、ペパーミント、ユーカリ、ゼラニウム、レモングラス、ユズ
◇測定方法:大きなシャーレの中に小さなシャーレを置き、小さなシャーレには5%希釈の精油をスプレーしたろ紙を敷き、中心にダニのエサ(誘引培地)を設置。大きなシャーレにダニ約1万匹を放ち、24時間後に小さなシャーレに侵入したダニの数をカウントした。
※比較するため、精油を含まない溶液をスプレーした場合の数もカウント
【実験結果】
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