人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.06.10

海を渡って米国で成功を収めたイギリスのコメディアン、ジェームズ・コーデンの魅力

■連載/Londonトレンド通信

 5月19日のハリー王子とメーガン・マークルの結婚式に、ジェームズ・コーデンが夫人を伴って出席していた。

 言わずと知れたサッカー界&ポップス界のスターカップル、デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、ハリウッドのパワーカップル、ジョージ・クルーニー&アマル・アラムディン夫妻あたりの顔が見えるのは驚きもしないが、コーデンは意外だ。それほどのものだったのか?

 実のところ、コーデンに対してそう思ったのはこれが初めてではない。それどころか、何かで見るたびにそう思う。もはや、そう思わせるのがコーデンの特性のようだ。

 そもそもイギリスのコメディアンであるコーデン、しばらく見ないと思っていたらアメリカに渡って成功していた。それほどのものだったのか?

ジェームズ・コーデン 『ピーターラビット』プレミア

 アメリカで活躍中のイギリスのコメディアンと言えば、今ならリッキー・ジャーヴェィスがいる。辛らつさで突出していたジャーヴェィスは、アメリカからも時折、物議をかもす発言が聞こえてくる。突出していた部分がそのままあちらでも受けているようだ。

 お下劣ネタに似合わず、実はイギリスの名門男子校に通った後、ケンブリッジを出ているサシャ・バロン・コーエンも同様のケースだ。ラッパー、アリ・Gやカザフスタンのジャーナリスト、ボラットなど架空キャラクターになりきり突飛なことをやらかしては騒動を起こす芸風が大受け、ハリウッドでも活躍している。

 そこにいくと、コーデンについてはそこまで目立った記憶がない。

 コーデンは、『ヒストリーボーイズ』の舞台(2004-2006)と映画(2006)での男子生徒役で一躍知られるようになり、コメディアンとしてテレビに登場するようになった。

 そして、脚本を書き出演もしたコメディードラマ『Gavin & Stacey』(2007-2010)がヒット、イギリスのオーディション番組から出たオペラ歌手ポール・ポッツを描いた映画『ワン チャンス』(2013)の主演を務めたりもしていたが、近頃イギリスのテレビでは一時ほど見なくなった。

 移り変わりの激しいコメディー界でもあり、旬が過ぎたのかと思っていたら前述のようにアメリカで活躍していた。

 まず驚かされたのが『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014)登場だった。メリル・ストリープ、ジョニー・デップ等々ハリウッドスターが並ぶ豪華ディズニー映画だ。

 魔女の呪いで子供を授かれないパン屋夫婦が、呪いをとくのに必要なものを得るため森に入り、シンデレラなど童話の人物と会うお話で、コーデンはメインとなるパン屋を演じていたのだ。それほどのものだったのか?

 ちなみにこの映画、“王子様といつまでも幸せに暮らしましたとさ”という従来の童話とは別物という点では『アナと雪の女王』と同系統だが、豪華俳優陣にもかかわらず、そこまでヒットしなかったのは、アナ雪がたくましく進む女性という“王子様といつまでも~”とは違う夢を見せたのに対し、散漫なコメディーの域を出なかったせいだろう。

 王子様が浮気者のセレブみたいに描かれた分、コーデンの演じた実直なパン屋が好人物に見える、おいしい役だ。

『ヒストリーボーイズ』でのコミカルなオーバーウェイト気味の男子生徒役、その体型がポール・ポッツと似ていたことも抜擢された理由であろう『ワン チャンス』主演あってのパン屋役だ。俳優としては、舞台『One Man, Two Guvnors』(2011-2017)でトニー賞演劇主演男優賞受賞の実績もある。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年4月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「40kgまで量れるラゲージスケール」! 特集は「GW&出張に使える旅グッズ142」「最新極上ホテル33」 etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。