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休日はゴロゴロしていたほうがいい!?週末の寝だめで寝不足は解消できる!

2018.06.10

■週末の“寝だめ”で健康リスクが回避できる?

 公私共に忙しい日常を送っている向きには、ウィークデーに十分な睡眠時間を確保するのは難しい場合もあるだろう。だが最新の研究は忙しいビジネスパーソンにとって朗報だ。普段寝不足気味でも休日の“寝だめ”がどうやら有効であることが指摘されているのだ。

 ストックホルム大学のトルビョーン・オーカスタット教授をはじめとする研究チームが先日、「Journal of Sleep Research」で発表した研究では、3万8015人ものスウェーデン人の健康状態を13年以上にも及ぶ追跡調査をして収集したビッグデータを解析して健康と睡眠の関係を探っている。

 まず気になる数字としては、65歳で毎日5時間以下の睡眠時間の者は、7〜9時間寝ている者よりも致死率が65%も高くなるというデータだ。睡眠不足が短命に繋がることはこれまでの研究でも注目されてきたが、今回改めてその死亡リスクの高さが指摘されることになった。

Science Alert」より

 しかし興味深いことに、平日は5時間前後の短い睡眠時間の者でも、土日にいつもより長く眠っている者にはこの致死率が当てはまらないことが浮き彫りになったのだ。つまり週末の“寝だめ”が実際に有効なのである。“睡眠負債”という用語も良く聞かれるようになっているが、いわば“睡眠貯金”も可能であることになる。

 また65歳以上に関しては、定年後で睡眠時間が自由にとれる傾向にあるため、睡眠時間と健康との因果関係はかなり低くなるという。

 加えて9時間を越える平均睡眠時間の者は逆に致死率が高くなるということも判明した。9時間以上眠れるということはナルコレプシー(過眠症)などの何らかの疾患が原因である可能性が高くなるということだ。

 しかしながら今回の研究はすべて自己申告によるデータを収集・分析したものであり、あくまでも大雑把な睡眠の実態を示すものであることは否めない。専門家の中には“寝だめ”がある程度可能であるにせよ、基本的には平日も土日も変わらない生活サイクルを保つことが健康の要であると指摘する声もあがっている。“寝だめ”は苦肉の策ということになりそうだが、どうしても寝不足が続いてしまうなら休日は部屋でゴロゴロしていたほうが良いのかもしれない。

文/仲田しんじ

フリーライター。海外ニュースからゲーム情報、アダルトネタまで守備範囲は広い。つい放置しがちなツイッターは @nakata66shinji

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