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2018.06.24

東京下町の魅力再発見!おとなのデートコース「蔵前」

【蔵前】明治新政府は、徳川の時代の終わりを庶民に知らせるため、町名を変え、江戸城を皇居に変え、「江戸」を別の町「東京」として生まれ変わらせました。ですから、東京っ子は、420年の歴史を持つ古都に住むわりに、歴史を感じることがありません。が、よく見れば、東京には今も随所に江戸が残っています。蔦屋重三郎が1802年に葛飾北斎の絵で出版した「画本東都遊」になぞらえ、下町に残る江戸を紹介します。こちらを参考に、ぜひ下町歴史探訪にお出かけください。

【 蔵前 】

蔵前

 御徒町に出かけたら、ついでに蔵前まで足を伸ばしてみてはいかがだろう。御徒町から蔵前にかけては、近年「カチクラ」と呼ばれ、服飾・雑貨のイケてるショップ兼工房が集まった東京のソーホーと化している。今、最もホットなエリアなのだ。

 蔵前は、江戸時代はその名の通り、隅田川沿いに67棟もの幕府の米蔵が並んだ蔵の街。明治以後は玩具の問屋街になったが、その玩具問屋も、バブル以後急速に姿を消した。2004年に台東区が、蔵前と御徒町の間にある廃校・小島小学校の古い校舎をリフォームして、起業したてのデザイナーが3年間だけ格安家賃で工房を置ける日本初のクリエイター支援施設「台東デザイナーズビレッジ」(通称デザビレ)を作ると、町の様相が変わり始める。ここを卒業した会社はこれまでに77社。その多くは卒業後もカチクラに残り、そうした新しい店が増えると、元々この地にあった服飾・革関係の店が新ブランドを立ち上げたり、他の町からデザイナーが移って来たりして、街は活気を取り戻した。

 さて、蔵前散歩の出発点はJR御徒町駅。駅前から春日通りを東に1km歩くと、三筋二丁目の交差点に出る。ここより東が蔵前だ。まずはこの交差点から新堀通りを南下して蔵前橋通りに出てみよう。

 蔵前橋通りとの交差点を右折してすぐのところに、鳥越神社(MAP 1)がある。正月の松飾りを焼くどんど焼きの行事は、平安時代から日本全国で行なわれていたが、江戸時代は防火のために禁止され、江戸では鳥越神社だけが許されていた(ただしここでは「んど」ではなく「んど」だが)。鳥越神社の「とんど焼き」は、毎年1月8日の午後1時から。その煙を浴びると1年間無病息災で過ごせるそうだから、そこを狙って行くのもいいかもしれない。

 逆に蔵前橋通りを左折した先にあるのが、店前のショーケースで無数のマムシを飼った、1884年創業の漢方食材店『蛇善』(MAP 2)だ。

『蛇善』の先をさらに左に曲がると、国際通りと江戸通りが分岐するY字路に出るが、ここが、蔵前のほぼ真ん中。右手の江戸通りの入口には、いくら使っても元の形に戻る動物型シリコン輪ゴム「アニマル・ラバーバンド」をはじめ数々のヒット商品を生み出しているアッシュコンセプトが2012年に玩具問屋をリノベートして出した生活雑貨店『コンセント』(MAP 3)がある。

 また、江戸通りを北に進んだ先には、テレビでよく紹介される靴店『楽闊歩(らかっぽ)』(MAP 4)があリ、ここでは自分の足の形に合わせたウオーキングシューズを作ることができる。

 一方、国際通りの方の先には、「書くこと」に特化したユニークな文具店『カキモリ』(MAP 5)と『カキモリ・インクスタンド』(MAP 6)がある。前者は、紙・表紙・リング等を自分で選ぶと、店内の製本機を使い10分ほどでオリジナル・ノートを作ってくれるし、後者はオリジナルのインクを配合してくれる。

『カキモリ・インクスタンド』

『カキモリ・インクスタンド』
世界で1冊だけのノートを作る文具店『カキモリ』が、2014年9月に出店したインク専門店。制作時間は30 分。33mlで2160円。
◆住所:台東区蔵前4-20-12 ◆12:00〜19:00 日月祝休

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