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2018.06.20

東京下町の魅力再発見!おとなのデートコース「佃島」

【佃島】明治新政府は、徳川の時代の終わりを庶民に知らせるため、町名を変え、江戸城を皇居に変え、「江戸」を別の町「東京」として生まれ変わらせました。ですから、東京っ子は、420年の歴史を持つ古都に住むわりに、歴史を感じることがありません。が、よく見れば、東京には今も随所に江戸が残っています。蔦屋重三郎が1802年に葛飾北斎の絵で出版した「画本東都遊」になぞらえ、下町に残る江戸を紹介します。こちらを参考に、ぜひ下町歴史探訪にお出かけください。

【 佃島 】

佃島

 東京オリンピックまで、あと2年と3か月。招致計画によれば、選手村は晴海埠頭脇の元「国際見本市会場」の空き地に作られ、当初の目論みからは後退したものの、それでも多くの競技施設が、半径8km以内に収まる予定だ。2020年東京五輪の中心地は間違いなく晴海である。

 その晴海から、都心に向けて橋を一本渡った先が、勝どき・月島・佃島。佃島周辺は、2年後には東京観光の外国人選手で溢れるに違いない。実はこの佃島、東京湾の埋立地の中で最も古く、水路や橋、そして下町情緒溢れる家屋が軒を接して密集した、観光にはうってつけの街。そんな佃島界隈を散策してみよう。

 佃島散歩の出発点は、地下鉄・有楽町線&大江戸線・月島駅。駅から地上に出て、清澄通りを越えた先に、4ブロック、長さ400mの通りに脇道も含めて約70店のもんじゃ焼き屋がひしめく「西仲通り商店街」、通称「もんじゃストリート」がある。同じ業種の料理店があまりにもたくさん集まっているため、かつて「食べログ」のやらせ書き込み業者がつけ込み、複数の店から金をとって書き込みをしたところ、その店の前に突如行列ができ、「食べログ」のやらせの存在が発覚するという事件が起こったのが、この通りだ。店選びは、「食べログ」に頼らず、自分の目で行なっていただきたい。が、参考までに言っておくと、事件前から行列が一番長かったのは、通りのど真ん中にある『蔵』(MAP 1)である。

 もんじゃストリートの東端から大通りを渡った先が、佃島だ。江戸初期、隅田川河口には、島は、「佃島」と隣りの「石川島」の2つしかなく、江戸中期以降、佃島と石川島の間が埋められてひと続きになり、さらに江戸から明治にかけて周辺が埋め立てられ、隣接する月島や晴海が形成されていった。「佃」の名は、江戸開府時、数々の戦で徳川家康を助けた摂津の国(現・大阪府)「佃村」の漁師たちが家康の招きで移住して来たことに由来している。

 この漁師たちは、魚の卸問屋として江戸の魚河岸の礎を作り、今もその子孫たちが「佃信」とか「正政」といった往年の屋号を玄関先に誇らしげに掲げているのは、この島ならではの光景だ。

 島の入口は、隅田川からの水路(昔は佃を一周していたが、今は一辺が埋め立てられ、入江になっている)に架けられた赤い欄干の佃小橋(MAP 2)。橋から北方向を望むと、眼下には船宿の釣り舟が舫う水路、正面は近代的な高層マンション群、という東京ならではの光景が見られ、女の子もウットリするはずだ。

「もんじゃストリート」

「もんじゃストリート」
もんじゃ焼きは、水で溶かした小麦粉にキャベツ、桜エビ、イカ等の具材を入れて鉄板で焼く下町独特のジャンクフード。一番の人気メニューは1980年代から普及した「明太子・もち・チーズ」。どの店にもあるので、これから食べてみるのが無難だ。大筋1200〜1400円で、2人で分けても昼飯には十分。

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