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叡山電鉄の傑作!700系を改造したジョイフルトレイン『ひえい』

2018.06.02

■たった14分のミニトリップ

『ひえい』は定刻通り10時07分に発車。車内は乗客のおしゃべりに花が咲き、笑い声が車内に響き渡る。スピーカーから流れる自動放送は、日本語と英語の2か国語で、韓国語と中国語は対応していない。

 こだわりのロングシートに坐ってみると、首都圏の電車をはるかに上回る掛け心地だ。座席はフカフカ、素材も肌触りがよく、着座幅も広いので、ゆったり過ごせるのが嬉しい。『きらら』は眺望性重視に対し、『ひえい』は居住性重視の車両と言える。

リングが取りつけられても、フロントガラスを取り替えることで、運転しやすい環境を整えている。

 前方の乗務員室を覗いてみると、運転台がやや中央寄りにあり、列車の運転に支障はないようだ。仮にセオリー通り左側に設けていたら、フロントガラスにゴールドリングを取りつけていないはずだ。

 修学院から空席が見られ、次の宝ヶ池で鞍馬線と分かれる。鞍馬線は直進に対し、叡山本線は右へ曲がる。

これほど豪華な通勤形電車の旅は、わずか14分で終わる。

 ここから勾配を登り、10時21分、終点八瀬比叡山口に到着。始発から、わずか14分で降りなければならないのが惜しい。出町柳―八瀬比叡山口の平日(火曜日を除く)は19往復(ほか修学院―出町柳間の上り1本)、土休は12往復がそれぞれ運転されるので、1日乗車券「ええきっぷ」を買っておけば、心ゆくまで満喫できよう。

■コラム もうひとつの700系ジョイフルトレイン『ノスタルジック731』

“関西の青ガエル”と称したくなるような『ノスタルジック731』。

 700系のジョイフルトレインは、ほかに『ノスタルジック731』がある。

 この車両は開業90周年を記念し、開業時のデナ1形を可能な限り再現したもので、2015年9月27日から営業運転に就く。運転区間は出町柳―八瀬比叡山口・二軒茶屋間など。

『ノスタルジック731』の車内。

 エクステリアは渋みのある緑をベースに、乗降用ドア及び、フロントガラスと側窓の周囲をこげ茶色とした。また、運転台に掲示する「ワンマン」の書体に柔らかみがあり、レトロな雰囲気を漂わせる。

 インテリアは木目を基調に、吊り手も“大正の古きよき車両”に調和するかの如く、茶色。映画やドラマのロケにも使えそうだ。

取材・文/岸田法眼

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