■Ideapad 720S(13.3型 AMD搭載)の特徴
・デザイン性が良い
デザインは、シンプルで高級感がある。公式サイトでは「ややゴールド寄りの色」という印象を受けたが、実際にはシルバーに近い。マット仕上げで、触り心地が良い点も評価できる。
・画面が見やすい
Ideapad 720Sを開いて最初に感じたのは、その画面の見やすさだ。左右と上の縁部分が狭く、画面下部は広めに取られている。加えて、縁が黒いため「画面が大きい」という印象を持った。(実際には、MacBookAir13インチよりも小さい)しかし、画面下部分の縁に触れると、少し頼りなさ(安っぽさ)を感じる。
・画面が綺麗
画面の綺麗さも、同製品の魅力の一つ。非光沢であるため、映り込みが少ない点も良い。ただし、バッテリー消費を抑えるための「バッテリー節約機能」をオンにすると画面が暗くなるため、その良さが失われてしまう。
・軽い、薄い
同製品のウリでもあるが、実際に手に取ってみると「軽い」「薄い」と感じる。しかし、1kgを上回っている点、同価格帯でより軽量さを重視しているノートPCもある点から、特段評価すべき点とは言えないだろう。軽量化されている分、ドライブは搭載されていない。別途、外付けのドライブ等を用意する必要がある。
・指紋認証搭載で素早くログイン
自分の指紋を登録することで、指紋認証機能を利用することができる。パスワードの入力が不要になり、瞬時にPCを開くことが可能だ。筆者は手汗をかきやすく、使用しているiPhoneの指紋認証では弾かれてしまうことも多い。しかし、同製品では一度も拒否されることなく、指紋認証の精度の高さを感じた。
・タッチパッド
タッチパッドのクリックは、やや「重い」印象を持った。また、デフォルトではタッチパッドの感度は「標準の感度」に設定されているため、カーソルの反応の鈍さを感じる。好みもあるが、「高い感度」「最高の感度」に変更して使用するのがおすすめだ。