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2018.05.29

ソニーが0.5型で最高解像度となるUXGAを実現した有機ELマイクロディスプレイ『ECX339A』を商品化

ソニーは、0.5型で最高解像度となるUXGA(1600×1200)を実現した有機ELマイクロディスプレイ『ECX339A』の商品化を発表した。量産出荷時期は2018年11月の予定で、サンプル価格は5万円。
本商品は、同社独自の有機ELディスプレイ技術と微細化プロセス技術により、世界最小の6.3μm画素ピッチを達成。従来比約1.6倍の高解像度化を実現した。さらに従来比2分の1の電圧で動作する新規設計の駆動回路を採用することにより、高解像度でありながら従来品と同等の低消費電力を達成している。また、独自の駆動方式を組み合わせることにより、従来比※2倍の240fpsまでのフレームレートに対応している。


0.5型 有機ELマイクロディスプレイ『ECX339A』

マイクロディスプレイの高解像度化には、画素ピッチの縮小に伴う画質の低下や視野角特性の悪化などの課題があった。そこで『ECX339A』は、トランジスタの小型化で起こる特性のばらつきや耐圧の低下などを、トランジスタのレイアウトやプロセスの最適化により改善。さらに、同社独自のばらつき補正回路により高画質を実現した。加えて、カラーフィルターをシリコン基板上に直接形成し発光層との距離を縮めるとともに、カラーフィルターの色の配置を工夫。これにより、視野角特性を確保し、高解像度化を実現した、と同社では説明している。

有機ELマイクロディスプレイは、高コントラスト、広色域、高速応答性能の特徴を活かし、デジタルカメラの電子ビューファインダー(EVF)として広く採用されている。今回、高解像度や高フレームレートを実現したことで、よりリアルな映像表示と確実な被写体の捕捉が可能となり、画質への要求がきわめて高いハイエンドカメラへの搭載も可能となった。
さらに、高画質な有機ELマイクロディスプレイは、今後AR(拡張現実)やVR(仮想現実)向けのヘッドマウントディスプレイ機器など、様々な市場での利用が期待されている。


有機ELマイクロディスプレイの画像比較
新商品(UXGA)(左)と従来品(QVGA)

関連情報

https://www.sony.co.jp/

構成/編集部

 

 

 

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