人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.05.31

生理学的に自信を高めるポーズ「ワンダーウーマン」って何?

 選挙戦ではどんなに実力のある候補者でも、有権者へ有能さや頼もしさをうまくアピールできなければ戦いは難しいものになるだろう。自信に溢れた人物は時に鼻持ちならない印象を受けることもあるが、人物評価の面では確かに有利に働いているようである。

■根拠がない“自信”でも出世に繋がる

 それなりに実務能力があっても、やはり“自信”が欠けているとキャリア形成に支障を及ぼすことが指摘されている。

 2012年に発表された研究では、500人以上の学生、研究者、勤労者を対象に調査が行なわれており、自信を抱いている人物はそうではない同僚よりも高い社会的地位を得ている傾向があることがわかった。才能、仕事ぶり、知識よりもキャリア形成にはまず自信をアピールすることが最優先であるということだ。

 職場環境の中では、基本的に役職の高い人物が高い評価を受け、意見を求められ、そして組織の決定により強い影響を及ぼしている。この高い地位に上り詰めるための鍵となる要素が過剰な自信にあるということだ。

「我々の研究は、高い社会的地位を獲得するために自信過剰が大きな役割を果たしていることを発見しました。実際には能力が低くとも、自分が他の同僚より有能であると信じている者には、昇進への道が広く開かれています。そして昇進することでまた自信過剰になるのです」と研究を主導した米・カリフォルニア大学のキャメロン・アンダーソン教授は語る。

生理学的に自信を高める“ワンダーウーマン”ポーズとは?
Telegraph」より

 例えば大学の中で高い地位にあるのが“教授”だが、教授たちへの調査で実際に彼らの94%は研究において平均以上の優れた業績を成し遂げていることを自認しているという。

 研究では6つもの実験が行なわれ、組織と自信過剰な人物との間のありがちな力学が浮き彫りになった。組織は自信家の言葉の影響を受けやすく、その際に彼の自信は決して“過剰”なものではなく素晴らしい能力からくるものと思い込みやすいということだ。組織を誤った方向へと導くカリスマの出現もまたこのようなメカニズムから生まれるのだろう。

 そしてまず高い地位への欲望があることによって、自信過剰なふるまいが生まれるという。さらに自信過剰な人物ほど会議で多く話し、また声が大きいことでその意見が正しいものと受けとめられやすい。自信に溢れた人物にいろんなことを任せたくなるのは人情かもしれないが、その自信によって実力以上に過大評価されているケースが多いと考えたほうがよさそうだ。自信家のその自信が本物なのかどうかをチェックする目もぜひ持ちあわせたい。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年12月15日(土) 発売

DIME最新号の特別付録はCOMPLYの「高級イヤーチップ」!大特集は「<超保存版>2019年トレンド大予測」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ