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電動化や知能化とは無縁の価値を追求するマクラーレンとモーガンの魅力

2018.05.26

 続いて、午後1時30分から千駄ヶ谷の明治記念館で開かれたのが『モーガンカーズ・ジャパン INTRODUCING』。モーガンのスポーツカーは、これまでいくつかの業者がイギリスからの輸入販売を行ってきたが、今回、8つの業者をディーラーとし、正規輸入販売元として「モーガンカーズ・ジャパン」が設立された。それを発表するのが主旨だった。現行モデルやオーナーズクラブの紹介なども行なわれた。

 偶然にも同じ日の午前と午後で東京で発表会を開いたマクラーレンとモーガンだったが、非常に対照的であり、同時に共通する印象も抱くことができた。一方は、チャンピオンシップを争っている現役F1チームを母体とする超ハイテク&超ハイパフォーマンスを追求したマクラーレンの超高額限定生産車『セナ』。もう一方は、スローライフなどという言葉も概念も存在していなかった頃からのデザインとエンジニアリングをほとんど変えずに造り続けているモーガンの超ローテク&超ローパフォーマンススポーツカー。

 パフォーマンスだけを較べると両者は比較にならないが、クルマを運転する喜びや所有する楽しみ、仲間と集ううれしさなどは、まったく変わらない。電動化や知能化といった大きな変革の波にさらされているクルマだが、マクラーレンやモーガンといったクルマは、そういった波とは無縁だ。趣味嗜好で乗ったり、持ったりするからである。

 近い将来、実用のためのクルマと趣味嗜好のためのクルマが分かれていくとしたら、マクラーレンとモーガンは同じグループに属する。その意味で、マクラーレンとモーガンの発表会が同じ日の午前と午後の東京で開かれたことは偶然などではなく、必然だったのかもしれない。とても暗示的な一日だった。

■関連情報
http://jp.cars.mclaren.com/ultimate-series/mclaren-senna
http://www.morganauto.co.jp/

文/金子浩久(モータリングライター)

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

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