
博多の名物料理に『ごまさば』というものがあります。ごまさばとは、サバの刺身をすりごまとしょう油で和えた料理のことで、作り方は至ってシンプル。素材の味も十分に活きており、とても美味しい料理です。ただ、福岡や長崎の居酒屋ではよくあるものの、その他地域ではあまり見かけませんよね。その理由は、サバの足の速さです(腐るのが早い)。サバの漁場である福岡周辺は新鮮なサバを店へ出すことが出来ますが、その他地域ではやはり輸送に時間がかかって鮮度が落ちてしまう為、漁場地域付近外では生で食べることが難しいのです。美味しい料理が全国区にならないのはとても残念ですが、こればっかりは致し方ない事ですよね。そこで今回は、サバ以外の魚でごまさばの味付けに合う、金目鯛で代用しました。金目鯛の食感とごま醤油の風味の相性もなかなかのものですので、ぜひお試しいただければと思います。
それでは、作り方を紹介しましょう。
用意する食材はコチラ!
『ごま金目鯛』
-材料- 原価
・金目鯛 100g(537円)
・大葉 1枚(10円)
・青ネギ 少々(15円)
・すりごま 15g
・いりごま 5g
・おろししょうが 小さじ1
・さしみ醤油 大さじ2
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ2
・砂糖 小さじ1/2
(材料費 約562円。調味料は材料費に含めず)
それでは、お料理タイムアタック、スタート!
【0:00スタート】
1、大葉はくるくると巻いて千切りにしたのち、みじん切りにする。
【0:30経過】
2、青ネギは小口切りに。
【1:00経過】
3、さしみ用金目鯛は、棒状に切る。
★POINT
今回はタレがよく絡むように縦長の棒状に切りました。さしみスライスをそのままでも大丈夫ですので、好みの大きさにしましょう。