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ジム通いを長く続けるための6つの科学的助言

2018.05.27

■“ロッキー”のテーマ曲はパフォーマンスの向上には繋がらない

 どうにもヤル気が出ないときや、朝ベッドからなかなか出られない時に効果的なのが、気分を盛り上げてくれる楽曲の数々だ。ベタな例としてはプロレスの入場曲や“ロッキー”のテーマ曲などがあげられる。ランニングやジムでの運動の最中にはiPhoneや携帯プレーヤーなどでお気に入りの曲を聴いているという向きも少なくないだろう。

 気分を盛り上げ、ヤル気にさせてくれるこの種の楽曲だが、その“効能”はいかほどのものなのか。独マックス・プランク研究所の研究チームは音楽が運動競技のパフォーマンスに及ぼす影響をさぐるために、参加者にバスケットボールのフリースローに挑んでもらう実験を行なっている。

 150人の参加者は3グループに分けられ、それぞれ参加者が自由に選んだ楽曲、実験主催者が選んだ楽曲(モチベーションを高める曲)、音楽なし、の3つのシチュエーションでフリースローの課題に挑んでもらった。課題の後に参加者はそれぞれ、現在のメンタルの状態を問う一連の質問に回答した。

Daily Mail」より

 収集したデータを分析した結果、音楽はフリースローのパフォーマンスには一切影響を及ぼしていないことが判明した。音楽を聴いていても聴いていなくても、またそれがどんな音楽であっても競技のパフォーマンスには無関係であったのだ。

 やや拍子抜けしかねない研究結果といえるのかもしれないが、一方でメンタルの充実には音楽の効果はテキメンであることも浮き彫りになった。課題の最中に楽曲を聴くことで自信と自己評価が高まり、不安が取り除かれ、よりリスクを取った行動ができるようになるということだ。音楽を聴くことで大胆になってリスクが取れるようになるのは、より男性に顕著にあらわれるという。

 実験ではフリースローを行なう地点を遠ざけて成功すれば金銭的報酬を伴う設定も用意したのだが、音楽を流している時のほうがより遠くの地点からスローして高額の報酬を狙う者が増える傾向も浮き彫りになった。

 メンタルにはきわめてボジィティブに作用する音楽だが、しかしながら“実力”のほうは変わりないわけであり、これがまた別の問題をはらんでくるかもしれない。たとえば実力に見合わない無茶なプレーが多くなったり、過度に攻撃的になったりすることなどだ。音楽の力を過信しないようにしたい。

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