人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.05.27

ジム通いを長く続けるための6つの科学的助言

 日々の生活の中で我々は好むと好まざるとに関わらずいくつもの選択と判断を行なっている。ショップのセール情報や飲食店のサービスタイムを利用するなど明らかに得をする選択もあれば、得なのか損なのかよくわかららない判断を迫られることもある。最新の研究では、この不十分な情報の中での意思決定で活発な動きを見せる脳の部位が特定された。

■億劫がらずに行動に移る時の脳活動を分析

 原則的に我々は肉体的労苦などの代償よりも得られる利益が大きいと認めた時に行動を起していて、その判断の際には脳の前帯状皮質背側部(dorsal anterior cingulate cortex)、島皮質(anterior insula)、前頭前野腹内側部(ventromedial prefrontal cortex)が活発に働いていることがこれまでの研究でわかっている。

 しかし現実の生活においては、情報が不足していて利益が得られるのかどうか分からないケースで意思決定を迫られる場合も少なくない。そしてこうした情報不足の意思決定は脳のどの部分が担っているのかもよくわかっていなかった。

 米・エモリー大学の研究チームが先日発表した研究では、実験参加者の脳活動をfMRIでモニターしながら意思決定に関わる脳の部位をさぐっている。

 何もしないで1ドルもらえるのと、利き手ではないほうの小指でなるべく早くボタンを連打して、その連打の早さによっては5ドル73セントまでの報酬が支払われるとしたら、アナタならどちらを選ぶだろううか。

 こうしたケースに直面した参加者の脳活動を分析した結果、研究チームは脳の前頭前皮質腹内側部(ventromedial prefrontal cortex)が、こうした情報不足の中での意思決定に重要な役割を果たしていることを突き止めたのだ。

Science Daily」より

「以前の研究では指摘されていなかった脳の前頭前皮質腹内側部の活動が、労苦を伴う意思決定の鍵を握っていることを我々は見出しました。この活動によって意思決定における主観的な期待が形成されます」と研究チームのマイケル・トレッドウェイ氏は語る。

 一方でボタンを連打する課題に一度挑んでもらい、参加者がそれぞれの成績に基づく報酬を受け取った場合、つまり十分な情報を得たうえでの意思決定では、以前の研究に準じた脳活動が確認された。

「意思決定の際に脳が通常どのように働いているのかを理解することは、うつ病や統合失調症などのモチベーションが低下する障害で起こっていることの理解に繋がります」(マイケル・トレッドウェイ氏)

 今回の研究はうつや統合失調症の治療法の開発に繋がるということだが、情報が不足した中での意思決定では何かと期待が膨らんでしまうことも指摘されることにもなった。一部の人々がギャンブルをやめられないのも、情報不足で予測が不可能な状態での期待感にあるのかもしれない。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年1月16日(水) 発売

DIME最新号の特集は「あなたの願いをかなえる神ガジェット100!」「ニトリVS無印良品のコスパNo.1商品対決」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ