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2018.05.22

岐阜県関市の会社がアメリカ人男性向けに作った〝つい切りすぎてしまう〟俺専用包丁『Premium kitchen knife』

「こだわる」という言葉は、どちらかと言えばネガティブな意味合いのものであった。「あいつはどうでもいいことにこだわっている」というような使い方だ。

 だが、言葉は時代とともに変容する。「こだわりの逸品」「私は服にこだわっている」といったように、今ではポジティブな意味合いで「こだわる」が使われるようになった。

 そして、多くの人がこだわりを持つような面白い製品を探すのが、ライター澤田真一の仕事である。

■岐阜県の企業がKickstarterに挑戦

 世界最大のクラウドファンディングサービス『Kickstarter』には、もう何度も世話になった。

 各国の名品を発掘する手段として、Kickstarterのチェックは欠かせない。だが今回取り上げるのは、日本の企業が開発した製品だ。

 開発したのはサンクラフト。岐阜県関市の企業である。筆者はこの町には何度も来訪した。それだけクラウドファンディング出展に意欲的な開発者が多い地域だからだ。

「我々は30代のアメリカ人男性が好むデザインを調査しました」

 そう語るのは、海外事業部の川嶋康夫氏である。

「今回はアメリカでの商品販促を強化しようということで、Kickstarterへの出展を決めました。ちょうど2017年9月に、Kickstarterが日本企業に対しても適応されましたから」

 Kickstarterというサービスは、2017年の中頃まで日本所在の企業の出展を受け付けていなかった。もう少し正確に言えば「日本国内の銀行を取引金融機関として指定できなかった」ということである。だから海外の銀行に口座を持つ会社でしか、このサービスに企画を出せなかったのだ。

 その縛りが外れた影響は大きい。

 川嶋氏に導かれ、筆者はサンクラフトの製品展示ルームに入った。そこにあるのは大量の刃物製品。

「ここには約3000点の製品が展示されています」

 まるで、ちょっとした刃物博物館である。まさに刃物の町、関市を象徴する光景だ。

 展示ルームの写真撮影もそこそこに、例の製品を見せてもらう。サンクラフトが今回Kickstarterに出展したのは、包丁のセットである。シェフナイフ、スライサーナイフ、ペティナイフの3本だ。

 しかし、これを日本語の「包丁」という単語に当てはめていいのだろうか、とも感じた。

 筆者が知っている包丁よりも、ブレード幅がだいぶ広い。それはKickstarterで公開されている写真を見ても感じていたことだが、とにかくその印象が男性的なのだ。

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