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若者には「叱る」より「笑わす」が効く!?『バブリーダンス』の登美丘高校ダンス部コーチが明かすイマドキ高校生の育て方

2018.05.18

◇高校生のやる気を引き出す方法とは?
◇「笑わす」そして「結果を出す」

『バブリーダンス』の映像を見た方は、ご存じだと思うが、akaneさんの作品は、大勢で同じ動きをしたり、ミュージカルを彷彿させる物語的な演出がされていたり、ダンス部員である普通の高校生がプロのエンターテイナーのようなパフォーマンスを見せる。並大抵ではない努力や練習を重ねていることは、想像に難くない。なぜ、akaneさんは、いまどきの若者からやる気や覇気を引き出せるのか?

「ダンス部の指導を始めた時は、私と部員がすごく近い存在でした。でも、当然ですがどんどん年齢が離れていく。彼女たちの言ってることが私には時々理解不能だし、彼女たちも私が言ってることがわからないことがあると思う。私は、それを埋めるのは笑いなのかな、と。小さい頃からお笑いが大好きなんです。なので、私はひとりひとりを笑わせようと笑いを取りにいっています」

部員との年齢差をビジネスの現場に置き換えるなら、新入社員と向き合う30歳前後の先輩くらいだろう。そう考えるとこの方法は職場でも使えそうだ。

akaneさんがダンス部のメンバーを指導する様子を追ったテレビのドキュメンタリー番組を見たことがあるだろうか。びっくりするようなきつい言葉で檄を飛ばすなど厳しい練習が続く。そうしたきつい試練を、笑いが乗り越えさせるというのだ。

「何回笑わせられたかを意識しています。この人何言ってるんだろう、と思われることは多いんですが、とにかく笑わせるようにしています。笑ったり、楽しいことをシェアしている時って、きっと仲が深まるんです。テレビでは、怒っているところを取り上げられるんですけれど、それだけじゃない。半分くらいはふざけた感じですよ(笑)」

笑いで相手との距離を縮めるのがakaneさん流関係作りの第一歩。そこからどう信頼を得ていくのか。

「信頼関係は、経験からしか生まれないです。なので、私は、絶対結果を出す。これがすべてだと思っています。この人についていったら、こういう結果が出て、こういう賞がもらえる、こういう快感がある。それを経験させることで、信頼を得ることを意識しています。結果が一位じゃなくても、そのときに会場から起きた歓声や、得られた感想なども大事。『このチームは本当に良かった』と話題になることも含めてです。それがないと、厳しく指導しても口だけってことになる」

有言実行、言うは易く行うは難し。

それを実現するために、akaneさんは、どんなことを意識しているのか。

「ただただ、お客さんのことだけを考えていいもの作るようにしています。生徒たちが楽しむとか、ダンス自体が楽しくなるようにとかは二の次。楽しむのはお客さん。お客さんが楽しんでくれて、そのレスポンスがあった時、私たちも楽しいなと思ったら万々歳なんです」

部員にお客さんという第三者との関係を意識させ、お客さんを喜ばせるというシンプルな目標に向かって一緒に努力する。このわかりやすさが、高校生たちが目標を失わずに前に突き進める理由なのかもしれない。

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