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“友人候補"か"恋人候補”か?視線の向かう先でわかる相手の好意

2018.05.23

■“恋人選び”の視線の向かう先は?

 では逆にロマンチックな関係に発展するかもしれない相手の好意はどうやって見分ければよいのだろうか。

 米・ウェルズリー大学とカンザス大学の合同研究チームが昨年7月に学術ジャーナル「Archives of Sexual Behavior」で発表した研究では、アイトラッキング技術を駆使して写真の異性の全身像のどこに注目しているのかを分析している。

 実験では参加者の大学生105人(男性36人、女性69人)に対して、アイトラッキング機器を装着した状態で面識のない異性の全身像の写真を次々に見てもらった。この課題は各人2回にわたって行なわれたのだが、1回目は友人選びの観点から写真を見てもらい、2回目は恋人選びという視点から異性の写真を見てもらった。

 収集したアイトラッキングのデータを分析したところ、興味深い傾向が明らかになった。まず友人選びという観点で写真の人物を眺めた場合、男女ともに参加者の多くは人物の脚と足の部分をより多く注目している傾向が浮き彫りになった。つまり、対面した相手がもしアナタの脚や足を多く見ているようであれば、その人とはロマンチックな関係にはなりにくいということになる。

Science Daily」より

 一方、恋人探しの観点では男女共に写真の人物の上半身、胴体と頭部をよく見ていることが判明した。しかし若干の男女差があることも分かっている。

 将来のパートナー候補としてその人物を見た場合、女性は主に人物の顔をメインに注目していた。これは、男性の顔の左右対称性をよく吟味しているからであると説明できるという。生物学的に人間の顔は左右対称であるほど健康であり遺伝的疾患のリスクが少ないことが示唆されるからだ。したがって男性は相手の女性が顔をジロジロ見てくるようであれば“脈アリ”な可能性が高くなるとも言えそうだ。

 これに対して男性目線の場合は顔はもちろんだが、女性の胸とウエストのくびれ、そしてヒップの張り具合にも注目しているということだ。いわゆる“エロ目線”ということなってしまうが、これはパートナーとしての妊娠率の高さを検分するために男性が進化人類学的に注目してしまうボディパーツであるということだ。つまり相手が顔を含めて身体のプロポーションを舐めるように(!?)眺めていた場合、パートナー候補という前提で女性のアナタをチェックしていることになる。

 ただ男性の恋人選びの視線は一筋縄ではいかない側面もあるということだ。それは男性があまりにも相手の女性の顔を見過ぎている場合、それはポジティブな兆候ではない可能性もあるという。女性の顔に極度に注目している男性は往々にして“批評家”目線で見ているケースがあり“あら探し”をしている可能性もあるのだ。確かにこうした男性とはロマンチックな関係にはなり難いのかもしれない。

 もちろん相手の真意を正確に見極めることは容易なことではないのだが、アイトラッキング技術で収集したデータからこうした傾向が浮かび上がってきたのは興味深い。

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