
LINEは名刺管理アプリ『myBridge(マイブリッジ)』(iPhone・Android対応/無料)のサービス提供を正式に開始した。
働き方が多様化する現代、企業と個人の関係性、キャリアの考え方が変わり、個人のブランド力の重要性・必要性が益々高まりつつある。そのような中、『myBridge』は、「名刺は、わたしの力になる」をコンセプトに、ビジネスにおいて切り離すことのできない名刺管理という課題を、これまでの名刺管理とは異なる視点でアプローチ。同社では「働く人すべての人が自分のための名刺管理として活用できる、簡単でシンプルな機能性を追求した無料名刺管理アプリです」と説明している。
名刺情報の登録は、スマートフォンのカメラで名刺を撮影すると文字認識技術(OCR)とオペレーターによる手入力により、正確なデータ化が可能。1日あたりに入力できる名刺の枚数や入力項目に上限はなく、名刺の共有が必要なときは、「LINE」のトークやメールで登録した名刺を共有することができる。
また、ユーザー同士がSNSのようにつながることがなく、『myBridge』に名刺を登録していれば、スマートフォンに連絡先を登録していない相手でも、着信時に相手の名刺情報が表示される。さらに、登録した名刺情報を、スマートフォンやGoogleの連絡帳に保存することができ、Excelファイルのダウンロードにも対応する。
オペレーターによる手入力の際、誰が名刺をアップロードしたのか分からない状態、かつ、項目別に分割して名刺情報を入力される。そのため、誰が誰の名刺を登録しているのか知られることがない。また、データを暗号化された状態で保存するなど、セキュリティ対策を実施している。
今回のローンチに関して同社では、「『myBridge』は、LINEが掲げる〝CLOSING THE DISTANCE〟というミッションのもと、ユーザーのビジネス上での人と人との距離を縮め、豊かなコミュニケーションの向上を目指してまいります」とコメントしている。
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構成/編集部