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2018.05.13

速さと余裕とスポーティーさが目を引くフォルクスワーゲン『ポロGTI』の完成度

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 先頃、フルモデルチェンジしたフォルクスワーゲンの『ポロ』の完成度が非常に高かったことは、このコラムでも取り上げた。ボディーサイズが大きくなっただけでなく、車内の有効スペースも広がり、ホイールベースを延長したことによって、後席自体のスペースも増えたのに加え、後席への乗り降りも少しラクになった。

 走りっぷりだって、コンパクトカーの域を凌駕していた。しっとりとした乗り心地、静かな車内、1.0Lの3気筒とは思えないほど力を出しているエンジン、臨機応変に賢く変速するツインクラッチタイプの7速AT。完成度がとても高く、もう「コンパクトカー」とは呼べないほど立派な一台に成長していた。

■機械として優れているか ★★★★★(★5つが最高点)

 そのポロのスポーティー版が『ポロGTI』だ。ご承知の通り、『GTI』というのは、1976年に初代『ゴルフ』に設定された『ゴルフGTI』から始まる『ゴルフ』のスポーツバージョンだ。ノーマルの『ゴルフ』よりもパワフルなエンジンを搭載し、硬めにチューンされたサスペンション、赤いストライプやチェック柄のシートなどのアクセントを特徴としていた。『GTI』は現行モデルまでの7代にわたって『ゴルフ』に君臨し続け、弟分の『ポロ』にも初代から現行の第3代まで設定されている。

 その新型『ポロ』に設定された『ポロGTI』をスペイン・マラガ郊外の一般道とアスカリサーキットで運転してきた。日本仕様の『ポロ』のエンジンは前述の通り、最高出力95馬力を発生する1.0L3気筒ターボだが、『ポロGTI』には200馬力の2.0L4気筒ターボが搭載される。倍の排気量と倍近い最高出力を発生しているエンジンなので、速いことこの上ない。ただ速いだけでなく、あまりエンジンを回さなくても十分に加速するので、走り方と気持ちに余裕が生じてくるから、余計に“高級感”が増してくる。

 アスカリ・サーキットで印象的だったのは「XDS」だ。「XDS」とは電子制御タイプのディファレンシャルロックのことで、コーナリングの際にイン側タイヤのブレーキを瞬間的に掛けることによって、パワフルな前輪駆動車に特有の中高速コーナリングでのアンダーステアを解消するもの。

 フォルクスワーゲンでは「XDS」は先代『ゴルフGTI』から装着(現行『ゴルフ』では「XDSプラス」)されていて、『ポロGTI』にも先代から装備されている。新型『ポロGTI』でも、その効き方はスムーズで、ニュートラルなコーナリングを実現している。先代『ゴルフGTI』を超えているのではないだろうか。一般道では快適に走り、サーキットでは『ゴルフGTI』と変わらぬペースで走っても音を上げることはなかった。

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