人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.05.19

石田直裕五段に聞く素人将棋が最速で上手くなるコツ

 いまや空前とも言えるブームに沸く将棋界。一時は落ち込んだ将棋人口も、たまに将棋アプリを楽しむ層も含めれば、1000万人を超えるという。久しぶりの対局で、「昔は強かったはずなのに、今はどうしてこんな負けてばかりなのだろう」と切歯扼腕する出戻り組も多いはず。

 勝てない出戻り組がまず考えるのが、「いまさら初歩から学び直すのはちょっと面倒。ささっと上達するコツはないだろうか?」だろう。通訳・翻訳者として活躍するタカ大丸さんも、そう考えた一人。アプリ「将棋ウォーズ」で負けがこんで、ふと閃いたのが―

「ひょっとして、素人の将棋なんて飛車をとってしまえば勝ちじゃねぇの?」

 言うまでもなく、将棋は相手の王(玉)を詰めれば勝ち。しかし、中盤で敵の飛車をとって二枚飛車に持ち込めば、圧倒的に有利に手を進められる……というより、飛車をとった時点で相手は戦意喪失、投了に持ち込めそうだ。タカさんはその点を、友人のプロ棋士である石田直裕五段に聞くと、

 「そうですよ。というより、プロ同士の対局でも飛車をとられたらだいたい終わりですよ」

 と答えがかえってきた。

 そのやりとりをきっかけに生まれたのが、3月に発売された『史上初の詰飛車問題集』(主婦の友社)。石田五段が考案した、将棋史上で初となる、玉でなく飛車を詰める問題が80問収録された書籍だ。例えば、以下のような問題がある。

飛車3手詰め(ヒントは「角と桂のコンビ実現の前に」)

 答えは、「2二と」→「同飛」→「3四桂」。王手飛車が決まって、飛車は万事休すとなる(同歩なら角にとられる)。

解答図

 なるほど、敵の玉でなく飛車を追い詰めてゆくという発想は、対戦相手が思いもよらない展開へと持ち込んで、戦局を有利にできそうで面白い。プロなら逆手を取られそうだが、アマチュア同士の楽しんでやる将棋なら、勝率アップにつながるに違いない。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年9月15日(土) 発売

DIME最新号の特集は「スマホの強化書」「こだわりのコーヒー学」特別付録はOrobiancoとのコラボコーヒーカップスリーブ!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ