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2018.05.11

ドコモとEmpathが自動車とドライバーを感情によって結びつける技術を開発

Empath(以下Empath)とNTTドコモ(以下ドコモ)は、雑音環境での音声感情認識技術を2018年3月に共同で開発。2018年度に同技術をAIインフォテイメントサービスに導入することをめざすことを明らかにした。この技術は、NTTグループのAI「corevo」を構成するドコモ独自の音声感情認識技術と,Empathの音声感情解析AI「Empath」の技術をもとに開発。両社は「これを用いて自動車とドライバーを感情によって結びつけることで、ドライバーが自動車に愛着をもって楽しく運転したり、運転に集中して居眠り運転の解消などに貢献できると考えています」と説明している。

 認識対象の音声に対して声の高さや音色などの音響的な特徴を分析し、あらかじめ機械学習で生成しておいた感情認識モデルを用いて、音響的な特徴からどの感情の音声であるかを推定する。走行時の自動車のエンジン音等の特徴を取り入れた認識モデルの生成技術により、停車中を想定した雑音が小さいSNR(Signal to Noise Ratio:信号対雑音比)が15dB以上の条件から、高速道路走行中を想定した雑音が大きいSNRが0dBの条件において、「怒り」「喜び」「悲しみ」の3感情の平均正答率75%を達成した。

音声感情認識のしくみ

また、AIが感情を理解して感情にあわせた声かけを行なうことで、ドライバーの眠気やだるさなどの倦怠感を表す指標値が50%減少し、被験者の93%はAIが自分の気持ちに寄り添ってくれていると感じて、気分良く運転できることを実証実験にて確認した。

・乗車時の環境を模したシミュレータに音声エージェントアプリを設置し、被験者の感情状態に合わせて適切な対話スクリプトを用意し、アプリによる介入前後での感情状態の変化を計測。
・対話スクリプトは精神科医、臨床心理士等の監修のもと、ポジティブ心理学や認知行動療法のメソッドを用いて気分を快にするスクリプトを作成。
・感情状態の変化の計測には、妥当性検証済の心理尺度アンケート等を利用し、効果を測定。

以上の結果から、両社では「安心・安全な運転に貢献し、自動車に愛着が生まれるような新たなサービスの創出に取り組んでまいります」とコメントしている。

カーシミュレータにて被験者がアプリを操作

関連情報

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/05/08_00.html

構成/編集部

 

 

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