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2018.05.12

由紀さおりとPink Martiniのコラボアルバム『1969』をハイレゾとアナログで聴き比べてみた!

■連載/元DIME編集長の「旅は道連れ」日記

 僕は1980年4月に小学館に入社し、82年7月に『FMレコパル』編集部在籍となった。80年代前半は、オーディオ&エアチェックの全盛期だ。82年10月に”夢のオーディオ=CDプレーヤー”が登場したもののまだまだ普及にはほど遠く、音楽ソースはアナログレコードかFMラジオ、そしてこれらをカセットテープにダビングして聴くのが大流行という時代だった。だが80年代も後半になると、「ノイズがない」「ディスクをひっくり返す手間が不要」「小さい」「虹色に光って綺麗」等、“いいことだらけ”のCDは急速に普及し、レコードは過去の遺物となる。そのCDも21世紀に入るや、音質には拘泥しない圧縮ミュージック、あるいは音質がCDを上回るハイレゾに押され、衰退の道を辿りつつある。ところが奇妙なことに、というより僕の立場としては必然だが、近年は新作をアナログで出すアーチストが少なからず現れ、アナログ時代の名盤がリマスターされ重量盤として登場し、また当時のレコードを中古で集めるマニアが老若問わず増加し、アナログレコード復活がメディアでも度々取り上げられる、そんな状況が生じている。

 オーディオ黄金時代にリアルタイムで70年代ロックを聴き、仕事でもオーディオに関わった者としては、いいシステムを組んで大好きなロックを聴きまくるのが定年後の大いなる楽しみだったが、数年前にさるきっかけで定年を待たずして満足のいくシステムを組むことができた。だがその時はレコードを聴くという発想はまったくなく、かといってCDでは役不足な気がして、SACDやDVDオーディオを積極的に集めた。同じ作品を聴き比べると、やはりCDよりSACDやDVDオーディオの方がずっと音がいい。そしてその頃(今でもだが)、大いに注目を集めていたハイレゾ、そのクオリティーはSACDやDVDオーディオと同等とされる。幸いにもシステムにハイレゾ再生環境(ネットワークオーディオプレーヤー)を組み入れられたので、CDはすべてリッピング。ハイレゾ化されている、思い入れのある70年代ロックはアメリカのサイトからダウンロード、操作はiPadを使いCDプレーヤーの操作よりずっとお手軽と、理想のオーディオ環境を構築した、はずだった。

CDは全てリッピングした。

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