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2018.05.06

レクサスのコンパクトSUV『UX』の開発を手がけた女性リーダーが大切にするものづくりの感覚

 日本では今、コンパクトSUVの新モデルが国内外のメーカー各社から続々登場し、話題を集めている。ボルボの『XC40』、ジャガー『E-PACE』、BMW『X2』、少し遡れば、プジョー『3008』、VW『ティグアン』、国産ではスバル『XV』、そして三菱も今年、新型車『エクリプス クロス』を国内市場に投入したばかりだ。

 このように、市場が温まり、ヒートアップしているこのクラスに、今年後半、レクサスからも『UX』という新型モデルが登場する予定だ。個人的には、直近のジャガーやBMWの新型車の登場とその盛り上がりぶりを見ていると、「ところであのクルマ(レクサス『UX』)は、今どうしているかしら…」と気になってくる。

 レクサスは、2014年に『NX』、2015年に『LX』『RX』というSUVを立て続けにリリース。同ブランドのSUVのラインアップの攻勢は少し前から始まり、それらはすでに熟成過程へと進みつつある。だが、以降、新モデルそのものの投入が途絶えていた。

 しかし昨年、同社は『LC』というスポーツクーペに続き、フラッグシップセダンの『LS』をフルモデルチェンジ。アイコンのスピンドルグリルデザインにも磨きをかけ、これまで以上にそのスタイルやインテリアを構成する素材にまでこだわった質の高いディテールを採用した。

 そして今年3月にジュネーブで新型コンパクトSUVの『UX』を、4月には北京で『ES』というセダンを披露した。再び始まったレクサスの新型モデルの投入ラッシュ。プレミアムブランドの中でも、誕生から来年で30年というレクサスは他と比べて圧倒的に若い。しかし、このチャレンジと進化はこの新たなフェーズへの挑戦でもあり、その勢いとともに評価に値する。

 ところで、今、最もホットなコンパクトSUV市場に投入される『UX』は、レクサスでも最も期待されている新モデルだ。そんなモデルの開発責任者(以降、CE)は、じつは女性。加古 慈(ちか)さんは、レクサスはもちろん、トヨタ全体でも初となる、女性の開発責任者であり、大卒入社の生え抜きの女性社員として、初めて役員に就任したことでも注目されている人物だ。

 政府が推進する女性の管理職や役員への登用が話題だが、グローバル企業のトップを走るトヨタとしてもそれを推し進め、社内、社外で、そしてグローバルでアピールし、広めていく必要があるだろう。しかし、コンパクトSUVという注目車種の開発責任者というのは、きっと彼女自身にとっても荷が重かったのではないかと推察できる。ところが、今年のジュネーブショーのレクサスブースの壇上で、しなやかに、そして流暢な英語でプレゼンをする彼女を見て、それは杞憂であることがすぐにわかった。

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