
毎朝、肌に当てて使うシェーバーに求めるものといえば、肌へのやさしさと深剃り。一見、対照的な要素だが各社がその実現に向けて、しのぎを削っている。主要メーカー3社の最上位機種を比べてみた。
【 毎日使うものだから妥協は禁物 】
◎肌にやさしいシェーバーにはスピードが重要
今回のテストは、ヒゲを1cm程度伸ばして検証を試みました。どの機種も何回かヘッドを動かせばツルッとした深剃りは実感できましたが、大きな差が出たのが処理スピード。
最もスムーズだったのはパナソニック『ラムダッシュ』で、一度外刃を当てただけでも広い範囲で長いヒゲをカット。しかもひっかかることもなくスムーズだったのは本当に驚きました。ブラウン『Series9』はある程度ヘッドを動かさないと長いヒゲをキャッチできない印象。また、フィリップス『9000シリーズ』は長いヒゲのキャッチスキルは高いもののごく稀にヒゲがひっかかることがありました。このスピードの差は、肌に当てる時間の差でもあり、肌へのやさしさにつながる重要なポイント。もし家電量販店などで試せるようであれば、腕の毛などで試してみるのも手です。
ライター/オビツケン
約1cmヒゲを伸ばした後、キレイに剃るというサイクルが多いので、長いヒゲも絡まずカットする機種が好み。
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